好かれる店長になるくらいなら、嫌われる店長になれ!
本当に人望のある人というのは、けっこう人に嫌われています。好かれることも嫌われることもあるけど、嫌いな人よりも、好きな人の方がたくさんいる。そういう人のことを「人望のある人」というのです。
これは、秋元康さんの言葉です。
人間誰しも他人に好かれたいイキモノです。
店長であるならば、スタッフであるパートさんや直属の部下である社員には好かれたいものだと思います。
厳しくすれば嫌われて、優しくしているつもりでもそんなに好かれない・・
「なんで?」
こんな残念な店長を多くみてきました。
始めに1つ言えることは、好かれようとしている時点で店長として尊敬しないので好かれません。
このブログを見ることで、自身の店長としてのスタンスに光が見えれば幸いです。
部下に好かれる店長とは?
部下に好かれる店長というのは、どんな店長なのでしょうか?
- 信頼出来る 54%
- 尊敬できる 47%
- 仕事に対する責任感がある 44%
- 指示が的確である 41%
信頼し尊敬できる店長が好かれる事実
上記の数字は、マイナビさんの”理想の上司”というアンケートですが、店長にも当てはまります。
「部下に好かれよう」としないでいいのです。
言葉を変えるなら、
「信頼されよう」「尊敬される人物になろう」であれば店長自身の言動は変わるはずです。
なぜならばフォーカスするポイントが自分になるから。
自分の店長としての実力(店長力)を上げることが結果的に好かれる店長になる近道です。
そのために必要なことは、自己育成です。
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ですが、見識の深さがない薄っぺらい店長でも好かれる方法があります。
それは、部下に興味をもっている【部下のことが好きな店長】です。
男女関係の好きではないので誤解されないように・・(笑)
部下が好きな店長になろう!
あなたは、あなた自身のことに興味がない上司を信頼できますか?
「上司を信頼できる」というのは、上司が自分に興味を持ってくれているから信頼したくなるのです。
ですから、部下に信頼されたいのであれば自分から好きになる努力=部下に興味を持つことから始めましょう。
部下である自身に興味を持ってくれる店長を嫌いになる・・というのはあり得ません。
純粋に部下の成長を見守り、育てたいと思う愛情であれば嫌う理由がないのです。そしてそんな店長(上司)の元で働けることは幸せなはず。
出来る店長を演じようと思えば思うほど、冷たい態度に変わるものです。
厳しい言い方ですが、店長が部下に興味を持てないという場合は、店長として向いてませんので交代してもらうべきでしょう。
店長こそ、他人軸ではなく自分軸で生きよう。
部下に好かれようとするという行為は「他人軸」で生きています。「自分軸」で生きることで、自ずと好かれ始めるので面白いものです。
「私はこんな人が理想です!」と言えるものはあるか?
理想の店長像を考える前に、理想の人物像を考えることが大切です。
私の例ではこうです。
- 迷ったら(人として)カッコイイ方を選ぶ人
- 現状維持を退化だと思える人
- 人生を楽しんでいる人
- 比べるものは他人ではなく、これまでの自分だと言える人
- ノリが良く、前へ前へ足を踏み出している人
私はサラリーマンであっても、前向きに人生楽しんでいる人に憧れます。
あなたの理想の人とはどんな人ですか?
他人軸ではなく、自分軸でいることでこれまで見えなかった世界が見えるかもしれません。他人からの評価を気にする人生などつまらないものです。
そして、店長もオーナー店長でなければサラリーマンです。
サラリーマンは上司からの評価が給与に影響しますので、上をみて働いている人が本当に多くいます。
そんな状況で店長というリーダーを任された時に、理想に向かっていく自分が居ないと簡単に他人軸に流れます。
誰にでも言える自分の理想を作ることで、自ずと自分軸で生きやすくなります。
そして、自分軸が出来上がると、「部下に好かれよう」とは全く思わなくなります。
まずは理想の人物像を書き出してみましょう。
そもそも店長は孤独だ!
店長に限らず、管理者というのは孤独なものです。もう、そこは諦めてください。
たまにスタッフとの線引きの無い店長がいますが、叱らなければならない時や期限が迫っている仕事をしている時など「なぁなぁ」になってしまって本来とるべき指導が出来ないのは最低な状態です。
スタッフもナメますので、無法地帯になる場合もあります。
スタッフと和気あいあいやってもいいのですが、締めるところは締めれる線引きはするようにしましょう。
それで店長として「嫌われる」なら本望です。
あなたの部下は、時に叱ってくれるような頼りがいのある店長の姿に信頼を感じ、尊敬するのです。
店長も人から笑われる時は自分らしくある時。
誰よりも大きな声を出して「いらっしゃいませ!」と言ったり、誰よりも機敏な動きで仕事をしたりすると陰で笑う人は出てくるでしょう。
何かで失敗しようものなら尚更です。
残念ながら、頑張っている人を見ると居心地が悪くなって仲間内で悪口を言って相手を下げたくなる人がいるのです。
これをドリームキラーと言うのですが、ここに負けてはいけません。
こんなのは完全無視です。
店長はそもそも孤独ですから仕方ないのです。
人からバカにされたり批判されている時は、自分らしく頑張れている時【ビル・ゲイツ】
「他人の顔色を伺いながら生きていくのは損だ!」ということです。
自分軸で人から好かれようが陰口をたたかれようが、こちら側が「部下を好きな店長」でありましょう。
まとめ
「部下に好かれようとしている時点で店長として尊敬しないので好かれない」
であるのであれば「好かれたい」と思うのではなく自分から「好きになろう」。
初めは、バカにされたりしても全然OKです。
他人軸で働いていないのであればどうでもいい話です。
笑われるほど愚直に部下に興味を持ち、不器用ながらも理想に向かって前進している店長はめちゃくちゃ魅力的です。
部下に好かれる店長になるのは結果論。
好かれようと努力している時点で違いますので、自分軸で理想を追いかけましょう!
その方が好かれるのです。
今日もみて頂きありがとうございました(^o^)丿
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