こんばんわ!森友です!
今日は、クライアントが「やるかやらないか迷ってる時にどのようにコーチングすれば良いか?」についてお伝えします。
たとえば、このような場合です。
やりたいけど、お金や時間もかかる。
皆さんは、どのようにコーチングしますか?
その時使うものは、ミルトンエリクソンという伝説の心理療法士(精神科医・催眠療法家)が開発したカーティシャン・コーディネートというコーチング手法が有効です。
私はカーティシャン・コーディネートを知ってからコーチングの幅が大きく広がりました。
カーティシャン・コーディネート
では、早速内容になります。
- 起こる
- 起こらない
- する
- しない
の4つを組み合わせて聞いて行きます。
- それをするなら何が起こりますか?
- それをしないなら、何が起こりますか?
- それをするなら、何が起こりませんか?
- それをしないなら、何が起こりませんか
同じような質問ですが、質問のされかたによって相手に気付きが生まれる場合があります。
「今まで考えたことがないが、〇〇な可能性がある!」と思わせることが出来ればコーチングとしては成功でしょう。
デモンストレーション
最初にラポールという信頼関係を築くことが大事です。
コーチングの際には、相手とのラポールをガッチリつかんでいることが大前提です。常にラポールが取れているかは確認し続けます。
その上で、「コーチングを今から行いますね」といって相手が頷いたらスタートです。
それをするなら何が起こりますか?
第一の質問は、「それをするなら、何が起こりますか?」です。
それをしないなら、何が起こりますか?
第二の質問は、「それをしないなら、何が起こりますか?」です。
この辺りから、クライアントに変化がでます。
いい感じですね。
このように自分で気付くことが、とても大事です。
それをするなら、何が起こりませんか?
第三の質問は、「それをするなら、何が起こりませんか?」です。
ここから、起こらないということについて相手にイメージして頂きます。
「ゆっくり考えていいですよ」と言いながら、少し間を与えます。
角度の違う問いかけをするため、自分に無かった気付きが生まれやすくなります。
それをしないなら、何が起こりませんか?
第四の質問は、「それをしないなら、何が起こりませんか?」です。
既に第三の質問の段階で、コーチングを本格的に学ばないという選択肢が消えてるようですが、第四の質問をすることで「今までの自分」でいることの不快なイメージが鮮明になってきたようです。
最後にもう一度聞きます。
第一の質問をもう一度聞くと有効です。
ここでモヤモヤが残る場合には、別なコーチング手法をとるだけです。
ただ、多くの場合何らかの気付きが起こりますので、有効なコーチング手法だと思います。
まとめ
いかがでしょうか?
ぜひ、部下や同僚から相談を受けたら挑戦してみてください。
ポイントは、ゆったりとした気持ちで相手に考えさせることです。
そして、何度もやって体で覚えることです。
これは、視野と視座を変えるという知覚位置の変更で気付きを与えるコーチング手法になります。
興味のある方は、以下記事に載せています。
上記のように、尊敬する第三者になって考えてみる手法に近いのですが、カーティシャン・コーディネートは自分のやった姿、やらなかった姿を想像する手法であるため別なものです。
タイムラインセラピーというものにも近いかも知れません。
あなたのコーチング手法に気付きがあれば幸いです。
今日も最後まで見て頂きありがとうございます(^o^)丿
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