コーチングをする際に使う、エイト・フレーム・アウトカムについての投稿になります。
今日は「コーチングの型」の説明になりますので、短めです!(GROWモデルのNLP版といえます)
エイト・フレーム・アウトカムを簡単にご説明すると、8つの質問をすることで、クライアントをゴールに導く手法のことです。
単に1ON1でカウンセリングをすることをコーチングだと思っていましたので、いわゆるコーチングを知っている気になっていた状態です。
2年前にNLP(神経言語プログラミング)に出会い、その後、言葉の影響力は劇的に変わりました。
- 効果的なコーチングでクライアントに気付きを与えることが出来る
- 研修の効果を最大化させることが出来る
- 研修で参加者の感情を揺さぶることが出来る
- 自身やクライアントのセルフイメージを向上させることが出来る
さっと挙げてもこれだけの効果があるのですが、どれも2年前の私からしたら出来ているつもりになっていた項目です。
このエイト・フレーム・アウトカムは、NLPを学ぶ際のワークを行うときには必ず出てくるフレームであり、ここを覚えればコーチング本番で誰でもそのまま使うことが出来ます。
エイト・フレーム・アウトカムはゴール設定の仕掛けのこと
まずは、どんな質問なのか見てみましょう!
あなたのゴールは何ですか? ゴールが手に入ったらどのように分かりますか?何が見え、何が聞こえ、どのような感じがするか、などゴールが手に入ったとわかるものをあげてください。 ゴールはいつ、どこで、誰と創りますか? ゴールを手に入れたら、あなたの人間関係や周りの環境はどのように変化しますか? ゴールを達成のために、あなたが既に持っているリソース(能力・才能)は何ですか? 現在、成果を手に入れるのを止めているものは何ですか? ゴールを手に入れることは、あなたにとってどのような意味がありますか? まず何から始めますか?具体的な行動プランは何ですか?引用元:NLPジャパンラーニングセンター
これらを順に聞いて行くことで、クライアントに気付きを与えます。
注意点として2つあります。
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質問をして、相手が答えるまで待つこと(初期段階では考えが纏まらない返答になります)
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相手の非言語情報をキャリブレーションしながら導くこと(関連記事を貼ります)
そして、コーチングはコーチがアドバイスをするものではありません(ここを間違えている企業人が沢山います)
気付きを与えて、絡まった紐を解くように導くと言った方が正しいかも知れません。
このフォームによって、自分自身のゴールを明確にして、「それに向かって具体的に何をするか」まで探り出します。
コーチが居なくても、このフォームを使えばセルフでコーチングが可能です。
まず、ご自身に問いかけてみましょう。