NLP(実践心理学)

バックトラッキングとは?|NLP(神経言語プログラミング)

投稿日:2019年5月8日 更新日:

こんばんわ!森友ゆうきです。

今回はNLP(神経言語プログラミング)を使った速攻会話術の第二弾になります。

最初にNLPについておさらいをしましょう。

NLPは神経言語プログラミングの略称で、1970年初頭、カリフォルニア大学の心理学部の生徒であり数学者だったリチャード・バンドラーと言語学の助教授だったジョン・グリンダーが心理学と言語学の観点から新しく体系化した人間心理とコミュニケーションに関する学問です(Life-and-mind.comより引用)

昨日記事にしたNLP・ミラーリングとNLP・バックトラッキングがあれば初対面の相手とも速攻で打ち解けることが可能になります。私はNLPでマスタープラクショナーとなり、人生が激変しかけています(と言っても、まだサラリーマンですので本当の激変はこれからです)

まだ見てない方は、昨日の記事を以下に載せます↓↓↓↓↓

NLP・ミラーリングとは?店長の武器①

 

私は今、会社で選抜された店長達へ対人スキル向上やリーダーシップ、さらに業務に直結させたビジネススキル研修を行っています。このNLPとビジネススキルと20年以上の現場マネジャー経験を掛け合わせた社内研修は全国的にみても数少ないのではないか?と思います。

 

 

 

 

 

 

授業料が高いからなのか、NLP経験者は大抵が独立されて経営されている場合が殆どです。当然、会社員の方も多くは居ますが、社内で研修を実際にしている人は極少数でした。

 

「店長が幸せになるための武器」というブログは、NLPを学ぶ前から感じていた、店長の大変さ軽減に純粋に役立ちたい思いから始めたブログ運営です。店長はスタッフからも嫌われやすい(敬遠されやすい)職業ですし、大人数を管理監督せねばならないので、苦労している方が沢山いると思います。

店長は武器(スキル)が伴えば実に幸せな職業です!(ということで)だいぶ脱線しました。今日はバックトラッキングです。



NLP・バックトラッキングとは何か?

バックトラッキングとは、オウム返しのことです。

会話をする時に、相槌をうつと思うのですが同じワードを繰り返すことを指します。「今日はいい天気ですね」と言われたら「いい天気ですね」と答えることです。なーんだ・・という感じですか?

でも、これが出来てない人はたくさんいますし、私は全く出来てませんでした。

NLPを学んで、会話が得意な人は言い換えていないということに気が付きました。

Aさん「昨日は仕事遅くまで大変だったね・・」

私「家に帰って時間みたら22時超えていたよ」

「・・・」

なぜか、合わせているつもりなのに、会話が続かないのです。

皆さんは何が違うかわかりますか?

そんなに大きく崩れてはないですよね。でも、バックトラッキング(オウム返し)が無いのです。

Aさん「昨日は仕事遅くまで大変だったね・・」

私「そうそう、遅かったね・・家に帰って時間みたら22時超えていたよ」

これです。他の事例をあげます。

Cさん :「仕事では挑戦することを大事にしたいな」
Dさん :「仕事でチャレンジすることは大事だよね」

Cさん :「仕事と人生には、成長が大事だよね」
Dさん :「向上する気持ち、大事だね」

Cさん :「人生で大切なものは、やっぱり友だね」
Dさん :「そうだよね、やっぱり仲間は大切だね」

 

言いたいことは同じでも、使っている言葉が違うのがわかりますね。
このように相手と同じ言葉をつかわないと、

  • なんか言いたいことと違うんだよな・・・
  • 俺の話をちゃんと聴いてくれてるのかなぁ・・・
  • なんか微妙にこの人と合わないなぁ・・・

と、いった気分や気持ちを生み出します。

あなたが話し上手でも余計な会話(言葉)であなたとの関係を崩さないでください。相手の言葉をつかわず、今のような会話を進めていると、

  • なんか言いたいことと違うんだよな・・・
  • 俺の話をちゃんと聴いてくれてるのかなぁ・・・
  • なんか微妙にこの人と合わないなぁ・・・

と感じている相手は、いくらあなたの提案が良くても、違和感が残ります。
つまり、信用や信頼に欠けるわけです。



NLP・バックトラッキングを無意識に使っている人達

会話が得意な女性は思い返すと、バックトラッキングをしてませんか?正確には会話が得意なのではなく、相手に合わせることが出来ている人達といえます。「そうそう」「それでそれで!?」「そうなのよ~」「そうなの~」そうなのばっかり使っている人もいますね(笑)

雑談というのは、答えを出さない会話だそうです。結論を述べてしまっては会話が途切れますから・・そこで使えるのがバックトラッキングです。言い換えずに同じワードを使うので会話は長くはなりますが相手の印象が劇的に良くなります。

NLP・バックトラッキングをお店で使ってみよう

相手に不快な思いをさせず、会話を成立させるには言い換えないことです。私なんかも結論から述べよ、と会社で習ってきていますので結論から先に述べない会話はまどろっこしいのですが、試してみるべきです。

特に接客業の方、交渉事やセールスをするかたは使いだすと激変すること間違いありません。

バックトラッキングとミラーリングはNLPの超基礎知識です。速攻で出来るものだから現場で効果があります。超基礎といいましたが、超重要な武器です。この2つに、速攻で調和が取れるテクニックが実はあと1つあるんです。

それは、ペーシングといいます。相手の声の高い低いや早口か遅口かも合わせることが可能です。もう、ここまで合わされるとイチコロでしょうね(笑)まずは、明日バックトラッキングです。言い換えないでそのままを使うのです。

そしたら、相手からの印象が手に取るように違うことがわかるでしょう。

まとめ

今回はバックトラッキング(オウム返し)をお伝えしました。

いかがでしょうか?言い換えないでそのまま言い返すだけです。

これまでも無意識にも出来ていたなーと思える人は多くいると思います。会話がうまくいっている時は自然と自分か相手がバックトラッキングをしているのです。

今度はこれを意図的にする・・されていると思うと意識してしまいますが、相手は無意識で気が合うと思ってしまうでしょう。NLPは恐るべし学問です。

善意のある人に使って欲しいと思います。

今日も最後までみて頂きありがとうございました(^o^)丿

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