褒める・叱るのバランスはどうすべきか?
「人を動かすためにはアメとムチが大切だ」といったりしますが、どんなバランスで褒めたり叱ったりしたらいいのかわからないという方が多くいます。
結論からいうと「褒める6:叱る1」です。
この6:1のバランスが良いと算出したのは、アメリカの心理学者マーシャル・ロサダ氏です。
その結果によると、生産性・顧客満足度・評価などで高いパフォーマンスを発揮するチームは、コミュニケーションの中で使用された言葉のポジティブ・ネガティブのバランスはおよそ6:1としました。
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褒める6:叱る1のバランスが良いが、叱る必要がない場合が殆どです。
基本的に人は否定されたくないものです。
人の脳は否定をされると萎縮するか、戦闘モードに入るのかのどちらかです。
私は叱る必要すらないと思います。
強いていうなら、無理に「叱らなければならない」と叱る材料をを探さないことです。
叱ってもいいのは、人間関係が良好な場合です。
また中には、叱られて反省してやる気を出すという人もいますので、叱るが1くらいで丁度良いのです。
そして、叱るときには自分の心の中で愛情を確認した時にだけ叱ります。
愛情が無い叱りは、相手のためではなく自分のためです。
【質問】叱りが1なのはわかりましたが、怒るはダメですか?
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これも怒りに満ちたのであれば、怒ってOKです!
ただ、5秒だけです。パッと怒って終わりです。
怒りに満ちた経験は誰にでもありますよね?
そこで我慢すると、無意識に怒りのマグマが封印されます。精神衛生上、こっちの方が危険です。怒りを押し殺すと、いづれ噴火するか感情がなくなります。感情の無い人生ほどつまらないものはないですね。
【質問】褒める6って多いですが、どんなことで褒めるのですか?
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店長も褒めるってことが、大げさなジェスチャーで褒めると勘違いをしていたみたいですね。
普通に「ありがとう」や「よくやったね」とか些細な言葉でいいんです。
褒めることを承認欲求を満たすといいますが、詳しくはこちらの記事をみてください↓↓↓
【関連記事】店長が幸せになるための3つの原則とは?
褒めるには、誰から褒められるか?も重要です。
褒められると人は嬉しいものです。
そして自信が生まれますので、もっと褒められたいと思うものです。
ただ、その前に誰から褒められるのか?が重要です。
例えていうなら、知らないオジサンに「働くとは何か?」の話を聞くのではなく池上彰さんに「働くとは何か?」の話を聞いた方が心に入ります。
当たり前なことを言っていますね。
仕事でも何でも信頼関係が構築されてない状態の人に褒められても効果は薄いです。
信頼関係があるのであれば、褒める1:叱る2でも十分に効果を発揮します。
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まとめ
褒めると叱るのバランスは「褒める6:叱る1」です。
その褒めるは「いいね!」「ありがとう!」など簡単なフレーズを使い続けることで十分に「褒め」になります。
そして、信頼関係構築はすべての土台です。褒めることで関係性が良くなります。
褒められることで、褒めてくれる相手のことが好きになります。
自分が好きな人の話であれば1回の叱りも有り難く受け止められるでしょう。むしろ感謝します。そんなリーダーになりましょう。
【関連記事】部下に好かれる店長と嫌われる店長の傾向とは?
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