こんばんわ!森友ゆうきです。
今日は、時間の使い方についての記事です。
仕事していて、時間に振り回されてストレスを感じている人は多いでしょう。この限られた時間が自分の思うままに有効に使えたら、人生は全然違ったものになるかもしれません。
ぜひ、このブログを読んで自分が神経を集中している時間枠をあなた自身でコントロールして頂ければ幸いです。
「緊急性」と「重要性」から時間の使い方を考える。
スティーブン・R・コヴィー作の「7つの習慣」に出てくる時間管理マトリクスをご存知の方も多いと思います。
私は現在、一部上場企業の小売業で店長育成をしています。その中で、この時間管理マトリクスを使ったワークを行います。
やり方は簡単です。今行っている「店長の仕事」を洗い出し、ポストイットで領域ごとに分けて貼るだけです。お恥ずかしながら、知らない店長も多くけっこう盛り上がります(笑)
時間管理マトリクスで「緊急性」と「重要性」を分けてみる。
引用先:FUSION
やるべきことを全て片付けたのに、なんかスッキリしない・・こんな経験はないでしょうか?
それは、目の前の「緊急性があるもの」は全てやったが、「重要なこと」には手を付けれてないために起きている感情です。
「忙しい!忙しい!」と言っている人は、実は忙しくはない。というのを聞いたことがあると思います。
それらは、「緊急性」があるシゴトに追われて「重要性」があるシゴトは後回しにして忘れているから発している言葉だと捉えてよいでしょう。
逆に、1つか2つしか仕事を片付けされてないのに、「凄く充実した一日だった!」と満足することもあります。
それは、「本当に大切なこと」に神経を集中できた結果でしょう。
緊急性が低く、重要性が高いシゴトを意識せよ!
店長は業務の50%以上を右上の第2領域(緊急性が低い、重要性が高い)に向けるように指導しています。
なぜかというと、「緊急性」が高いシゴト(特に第1領域)は意識しなくてもやるからです。そしてこれをやらない人は居ませんし、シゴトしている気になるのです。
長期的に見れば、「重要性」に力を使った方が効果は絶大です。
店長業務であれば第2領域は、教育・作業計画・売場ラウンド・人事面談・カウンセリング・ビジョン作成・スタッフとのコミュニケーション・本部への改善提案作成などになります
(この他にも大量にあります)
重要シゴトを放置すると緊急シゴトになるから気を付けろ!
「第2領域」という重要かつ緊急でないシゴトは、放っておくと時間の経過と共に「第1領域」に入ってきます。
- 教育の不足によってスタッフが怪我をした。
- 確認不足により、いつもある売れ筋商品を切らした。
- コミュニケーション不足が生じてスタッフが大量に退職した。
- 中期目標を決めず、短期目標ばかり意識しスタッフのモチベーションを低下させた。
- ムダでムラな作業を繰り返し、人件費が昨年よりも増加した。
よくある「忙しい病」の人は、第2領域の段階で先を見た業務を放置し、第1領域で忙しくなっているとすれば対策は1つです。
第2領域に業務の50%を投資せよ!
繰り返しになりますが、私は店長業務の50%以上を第2領域に費やすべきと言っています。
ただし、その前にやることは「業務の棚卸し」です。この時間の「この作業は第〇領域だ」、「これは第〇領域だ」と、ふと立ち止まり第〇領域なのか?を考えるのです。
ちなみに第3領域は、完全に無くすことはできないため、やる時間を決めて少しずつ部下に移行し、第4領域は完全に無くすことからスタートです。
そうすれば自ずと第1か第2領域しか無くなります。(ボーっとしてれば「第4領域」ですw)
1日に8時間働くとすれば、確実に4時間以上は教育・考課・コミュケーション・問題発見などの第2領域に充てます。店長やリーダーにしか出来ないシゴトに大切な時間の半数を投資してください。
「重要性」の高い、自己投資に時間を使おう!
「緊急性」は低く、「重要性」の高いものと言えば自己投資、自己育成です。自信をもって、「自己育成出来てる!」といえるサラリーマンの方はどのくらいいるのでしょうか?
ある調査では、週1冊本を読む人はサラリーマン全体の6%に満たないというデータがあります。勉強していると答える人でも月に本2冊程度のようです。
中にはガリ勉されている人もいるでしょうが、多くが学びが不足している状態です。
サラリーマンが勝ち上がるのはイージーな理由
これはまさに、他の人が勉強してないからです。
さらに言えば、本を読んでアウトプット出来ている人になると本当に限られるでしょう。単にインプットだけしても、アウトプットしなければ脳裏に理論が焼き付きません。だから本を読んでいるだけでは殆ど意味ないのです。
「アウトプット大全」という有名な本に書いてあったことですが、インプットとアウトプットの比率は3:7が望ましい状態とのことです。
アウトプットの方が7と多くなります。
本を1カ月に10冊読んでアウトプット0なのと、本を3冊しか読まなくても3冊アウトプットするのでは明らかに後者の方が効果があります。
ぜひ、学びを深めるのであればアウトプットをすることと、サラリーマンであれば目先の業務を頑張って出世しようとするのではなく、自己育成に時間とお金をかけるようにしてください。
1年も学べば、急にイージーモードなことに気付きますよ。
本以外でオススメなのが、「グロービス学び放題」というアプリです。
こちらも何度もご紹介していますが、非常にコンテンツが優れており、会社でも店長に大々的に薦めているコンテンツです。
10日間無料トライアル中ですので、まだの方は一度試してみてください。月1980円と安く、本読む何倍も効果があります。私は通勤時間に聞いています。まずは10日間無料トライアル!
引用:グロービス学び放題
グロービスのビジネススキル動画が見放題
まとめ
時間はたっぷりとある、うまく使いさえすれば【ドイツの詩人・作家ゲーテ】
時間を圧縮する最も有効な手段は、成功者の経験から学ぶことです。
本を読み、考え方を知ることで成功者の成功法則を試してみる。新たに挑戦し、自分で掴むのも大事ですが、それでは正直時間がかかり過ぎます。
今は、ネットや本など昔に比べて知る術が豊富にあります。これに投資せずして、自身の経験から成功しようなど結構ハードルが高いのはお分かりでしょう。
私はNLPという実践心理学に年間200万程かけています。本も2日に1冊のペースで読んでいますし、ブログを通じてアウトプットも重ねています。自身の会社での研修でもアウトプットの連続です。
これを実現させるためにテレビを観る事を止めたり、会社の近くに引っ越したり、車を手放したりと試行錯誤しながらも前に進もうとしています。
「緊急性」と「重要性」の時間管理マトリクスを意識することで、どの領域に時間を投資しようか、どの時間を削減しようかとアレコレ毎日考えています。
時間はたっぷりとあるのです。うまく使いましょう。
皆さんが1人でも前進し、満足いく生活を送れるように願っております。
今日はここまでにします。
今日も最後まで見て頂きありがとうございます!(^o^)丿