こんばんわ!森友ゆうきです。
皆さんの会社では、毎月店長会議を開催していますか?
それとも毎週・隔週と高頻度で行っている会社もあるかもしれません。
大抵の会社は「店長会議」と称して議論の行われない「報告会議」が行われているのではないでしょうか?
一方通行の「報告会議」をなぜ「会議」というのかも疑問です。
話し合ってるなら別として。
トップの話であったり、同僚との毎月の顔を合わせての会話はあるに越したことはないのですが…。
店長会議は近隣だけでなく、泊り出張で新幹線で通ったり宿泊が伴ったりと経費が莫大にかかります。
経費以上のリターンがあるとは思えないのです。
多少のメリットもありますが、デメリットも認識し再検討すべきです。
動画で見る方が、記憶にも残るんですよね・・
店長会議は経費の無駄!毎月開催でもオンラインに切り替えよう。
会社ではよく「生産性を高めよう」とか、「経費の無駄を発見して必要なところに使いましょう」とか言います。
本来、会議というのは意見を出したり、その場で提案し採用が決まったりと参加型であるべきです。
それが単なる報告を理解させるという名目であればオンラインで十分です。
集まっても年1~2回でいいのです。
そもそも店長会議は何をしているか?
基本パターンは、以下です。
- トップの講話を聞く
- 本部の各部署からの注意事項や変更項目の共有
上記を行った上で、エリア別に分かれて開催されるのであれば以下もあるでしょうか。
- 各店の進捗状況の報告
- .各店の成功事例の共有
上記の効果にも疑問だらけですが、店長が発言できる機会があればまだ良い方です。
よくあるのが、エリアマネージャーかスーパーバイザーと呼ばれる方がさらにエリアの事例を伝えるのみで終了してる場合です。
いつ店長が意見を言う時間があるのでしょうか?
報告を受けるのみに丸1日もかけていたとしたら、店舗に戻ってどれだけの量を店舗スタッフに落とせばいいのでしょうか。
仮に8時間報告を受けたのであれば、報告を伝えるだけでも少なく見積もって2時間はかかります。
どこにその時間がありますか?
本部は店舗に帰ってからのことが、そっくりと考えから抜けていることがあります。
なのに、「店長は店に帰ったらスタッフに伝えるように」と言われても無理な話です。
だから漏れまくるのです。
本部は店長をわざわざ集めて伝えているのにダメ店長だとレッテルを張るのでしょうが、物理的に無理なだけです。
どこを端折って伝えるかという店長のギャンブルのようなものです。
報告を聞くだけであればオンラインにすべき。
オンラインであれば、その日のうちに部下に落とすことも可能です。
ですが、出張伴い店長会議に向かえば報告は翌日以降となります。
人間は忘れやすい生き物ですから、どれだけメモを取っていたとしても1日経つと忘れてしまいます。
エビングハウスの忘却曲線というのをご存知でしょうか(参考:留こみ)
これは人の記憶がどれだけ頭の中に残るかを示したものですが、20分で約42%も忘れてしまうと言われています。
それが1日足すと67% 、一か月では79%も忘れてしまうという理論です。
報告会議であるのであればその日のうちに部下に落とさせる方が生産的でしょう。
そのために、もう集合体の店長会議は終了しオンラインに移行すべきです。
新型コロナウイルスの危険も収束の見込みがないことから、当面は10名以上が集まった研修や会議は実施ができなくなります。
これぐらい強制するものがないと人は過去やったものを変化させようとはしないのも事実です。
経費も大幅に削減できますし、実はデメリットもないことに気づくでしょう。
過去に縛られずに新たなものを生むには、今が絶好のチャンスなのです!
まとめ
今回お伝えしたかったことは、報告を聞くだけの店長会議は生産的ではないため即刻オンラインに変えましょう!というシンプルなものです。
私も店長は約8年ほど経験していますが、店長会議が集合体で必要だと思ったことは一度もありません。
今は昔に比べてZOOMなどのオンライン会議が容易にできる環境です。
ZOOMはセキュリティ面での課題は未だ残るのですが、社内ネットワークを使うのであれば 問題はありません。
さらにオンラインに変えるだけではなく、思い切って店長会議の時間を半減させるくらい抜本的に変えるチャンス到来です。
私が行っている新任店長、新任役職者向け社内セミナーも今月からオンラインで導入します。
今が変わるチャンスなのです。
ムダムラムリを削減し、効果的な店舗運営を行いましょう!
今日も最後まで見て頂き誠にありがとうございます(^o^)丿