店舗運営テクニック

理念浸透|企業理念の浸透が会社の業績にもたらす影響|店長育成

投稿日:2019年5月26日 更新日:

店長がどうやって理念浸透させるのかる

企業理念の浸透って大事なの?

これを見てくれている皆さんの会社には企業理念がありますか?

全国の企業の7割の会社には企業理念が存在しているそうです。上場している企業であればあるのは当然だとは思います。それが全従業員に浸透しているでしょうか?

理念浸透が会社の業績や活気、従業員のモチベーションに与える影響は思っているより大きくあります。

以下㈱リスキーブランドというコーポレートブランド調査会社のデータです。

 

理念浸透が会社の業績へ与える影響

㈱Sankei Biz「ビジネスマンのモチベーション調査/2015年」

店長が企業理念を伝えると売上が上がる

引用元 Sankei Biz

理念が浸透していると答えた企業の実に58.8%が会社の業績が伸びていると答えています。逆に、理念が浸透していないと答えた企業は22.4%しか業績が伸びていません。むしろ、28.2%の企業が業績低迷していると答えているのです。

これは興味深いデータです。

企業理念を持つだけではダメで社員または全従業員に浸透させる理念となっているかも重要なファクターです。

起業されたばかりの会社では従業員数も少ないため、オーナーが言い続ければ創業精神は根付きやすいはずですが、パートタイマー含めて従業員数が1000名を超えたあたりからは相当困難になるはずです。

 

理念が浸透しないのは何故か?

理由は以下の3点ではないか?と思います。

  1. そもそも理念を浸透させる重要性を軽視している
  2. 経営理念を浸透させようとするあまり、押し付けになるため言うのを止めた
  3. どうやって理念を浸透させればいいかわからない

私は会社員であり、社内の理念浸透の講師でもあります。

社内情報は一切お伝えしませんが選抜店長研修を実施しており、ある分野で国内業績NO1の小売業です。

一社員の立場だからわかることもありますし、浸透させるために苦労してプログラムを作ったからわかることもあります。

 

1⃣そもそも理念を浸透させる重要性を軽視している

1番目のそもそも論(理念浸透させる重要性を軽視している)は、一番大事な部分です。

国内7割の企業で企業理念があるということを前提に話しますが、作って満足している(ネットに掲載して終了)のパターンが多いでそうです。

「御社の経営理念はなんでしょうか?」この質問に答えるためなのでしょうか?

経営者ではないので、失礼かと思いますが結構当たってるのではないかと思います。。ですが、この場合は勉強されたら業績がうなぎ登りになる可能性を秘めています(偉そうに感じたらすみません‥)

当然、今の時代にマッチした理念か?も大事です。疑問を持たれたのであれば以下の2冊はお薦めです。


経営理念の考え方・つくり方

よくある話だなと思うほど勉強されている人には不要かもしれません。

また、浸透させられないで困っている方には以下がお薦めです。


感動経験でお客様の心をギュッとつかむ! スターバックスの教え

特に本部の教育担当は必読です。スターバックスコーヒーほど分かりやすく理念が現場で発揮されている会社は見たことありません。まさにお手本とさせて頂いています。

 

2⃣経営理念を浸透させようとするあまり、押し付けになるため言うのを止めた

これは残念なケースですが、押し付けでもいいと思います。それぐらい社長や経営幹部が理念を愛している証拠です。

それでも押し付けだと周りから声が上がるのであれば、理念を目指した先に何が起こるのか、または理念を実現するためにはどんな行動があり、どんな価値があるのかが伝わっていないという状況なのかも知れません。

あと、従業員の皆さんは理念の内容が気になっているわけではなく、言葉以上の理解が思考停止しているのでしょう。

自分事ではなく、他人事だから押し付けに感じているはずです。考えさせる時間を設けたり、自分事にすれば良いのですね。

 

そこで考えたのは以下の質問です。

「あなたの会社(店舗)が無くなったら誰がどう困りますか?」

このディスカッション時間を設けています。15分でも良いので考えさせること、ブレストすることです。

これはWHY思考の内容ですから、慣れてないと思考停止します。

過去の関連記事を載せます↓↓↓

店長の思考訓練|そもそもお店は何のためにあるのか?

出来れば知識のあるファシリテーターを入れて従業員の意識をプラス感情にシフトさせたいところです。店舗であれば店長がファシリテーターでもOKです。

まず会社が無くなったら誰がどう困るのか?について真剣に考えることでしょう。私もこの事に気付いて今の研修が成り立っています。

お店の店長や社員・従業員は目先のことで頭がいっぱいです。少し、広い視野で引き離してあげる必要があるのです。

考えれば、大事なことが理念にかいてあるなと気付くはずです。

理念自体が「株主の利益、発展成長のため」のように捉えられる内容であれば理念再考の余地ありです。社会貢献に繋がる内容でないと従業員のモチベーションは給与増加にしか向かいません。

 

3⃣どうやって理念を浸透させればいいかわからない

結論から言いますと、従業員のミッションを引き出すことです。ミッションステートメントやロマン・ビジョンとも言いますが「私がここの会社で働く意味は〇〇です」と言わせること、見つけるお手伝いをすることです。

これもただ紙に書かせるのでは効果ゼロです。

会社の歴史や、誇りをしっかり説明して自らの働く価値をディスカッションし、最後に創出させるのです。これを行うと、天狗になっている店長もやる気のない社員も目の色が劇的に変化します。

いづれ、このような研修を社外に出て行いたいと思っています。私の働く意味(価値の創造)です。けっこうマインドセットが大変だったりしますので。

 

まとめ

「伝えることと、伝わることは違う」と言われますが、伝えることすら実施していない企業が多いとすれば、これは立場による見える景色の違いが大きく影響していると思います。

経営者からすると、「決められているものだから」と、特に疑問視していないかもしれません。

しかし、従業員の視点に立ってみると、「経営理念は現場に浸透すべきもの」と、そもそも認識していないのです。

ほとんどの場合、このように経営者と従業員の間に大きなギャップが生じています。経営幹部と教育担当がコラボしている場合でも、紙に書かせるなど大雑把な研修(提出物)のみで、現場で店長が従業員まで浸透させてくれたりはしません。

行動を変えることは簡単ではありません。

その結果、離職率の増加や経営悪化を招いています。特に創業者が引退された後に理念浸透されてない問題に気付き対処する企業が多いようです。これでは完全に遅いのです。

なぜ、売上・利益が落ちているのか。新入社員が辞めていくのか。ここの根本に行きつき、対策をとった具体的効果のある会社だけが生き残ると思います。

21世紀は心の時代です。それも19年経過しました。そろそろ、従業員の心理を捉えて対策を打つべきです。

おわり。

 

NLPとは何か?|店長育成に欠かせないプログラム

伝え方の勉強をしている中で出会ったのがNLPです。ここに理念浸透のヒントがありました。これからも多くの記事を載せます。

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