店舗運営テクニック

店長就任後に気合いが空回りする3つのNG事例

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おはようございます!森友ゆうきです。

私はこれまで1000人以上の店長育成に関わってきました。

その中で気合の入った店長が空回りしてスタッフの心を害し、後戻り困難になる事例をよく見てきました。

このブログをご覧になってる方には、このような残念店長になって欲しくありませんので、気合が空回りしないように3つのNG言動としてまとめます。

まず、結論は以下の3つです。

  • 全員と面談しようとする
  • いきなりバックルーム、休憩室などのレイアウトを変える
  • 1カ月以内に店舗の方針を打ち出す

1つ1つ見ていきましょう。

店長就任後に気合いが空回りする3つのNG事例

もしかしたらスタッフ10名以下の小さな店舗では問題がないかもしれません。

今回の内容は30名以上の店舗を想定しています。

チェーンストア企業ではスタッフ100名以上を抱える店長も数多く居ます。

規模が増えるごとに経験値を増したベテラン店長の方々は、この内容がよくわかるはずです。

全員と面談しようとする

一番意外なものがこれでしょうか?

店長が1人1人と面談をすること自体は否定しません。

ここで問題なのは以下2点です。

  • 本当にそんな時間あるのか?
  • そこでの要望は応えられるのか?です。

在籍人数だけでなく1人にかける時間にもよるでしょうが、就任早々で忙しい時期に全員と面談をする必要はありません!

気持ちはわかります。お店も動いているのを忘れないようにしましょう。

まぁ1人10分なら可能かもしれませんね。

もし面談で1時間でも会話したくなるなら、気持ちが空回りしている証拠です。

店舗のことも理解してないうちに各自から要望を聞いても、「検討しておくね」と軽はずみに言うのでしょうが言った方はよく覚えています。

最初のうちは、面談などと畏まらずに立ち話を繰り返した方が効果的です。

1日3分を週に3回繰り返しても、たったの9分です。

これを在籍人数分、平等に会話出来れば30人で270分。

週40時間勤務で4時間半。

業務の10分の1。

面談と称して、話をすれば1人30分はかかるでしょう。

これで900分、間髪入れずに面談しても15時間はかかります(これを否定してるのではありません)

ザイオンス効果(単純接触効果)というのをご存知でしょうか?

これは、会えば会うほど好きになる・好意を持つという理論のことです。

人は1回より3回会った方が相手のことを知った気になります。

現実問題として、最初から全員と面談すると意気込んでも何名か時間が合わずに面談を実施出来なかったり不平等は出るものです。

もちろん、やりきる人はいます。

ただ、その店長に人気が出たか?は別ものです。

いきなりバックルーム、休憩室などのレイアウトを変える

何度かブログに挙げた内容ですが、これは昔に私もやってしまったミスですし、就任後に苦しむ店長がたいがいやってしまうNG事例です。

要するに既存スタッフとして、いきなり変えられることは気分よくはないということです。

前任店長がよっぽど嫌われていたとか、問題があったなら別ですが普通の店長以上だったという場合には、少なくとも前任店長の面影があるものです。

それをいきなり変えられたらどんな気持ちがしますか?

前任を否定されているのと同じことになります。

「こっちの方が使いやすいでしょ?」

たしかに使いやすいのでしょうが、慣れてない「あなた」だけではないですか?

既存スタッフは慣れてますので、以前の場所の方がやりやすいに決まってます。

「はい」とは言うでしょうね・・

店長は評価者ですから(笑)


言葉では「いいですね」といっても「変えられた」と思う別な人がいるのです。

1カ月以内に店舗の方針を打ち出す

補足するなら、「自分で方針を決めて1か月以内で打ち出すこと」です。

店長が方針を打ち出すこと自体は必ずすべきです。

ただ、タイミングというものがあります。

期間としては2カ月後で十分です。

上記のザイオンス効果でタイミングを早めることは可能ですが、もう少し時間をかけて練るべきです。

そんなに早く方針を打ち出したところでスタッフの反応は「へ~~」です。

「全く興味なし」となるのがオチでしょう。

多くの店長は1カ月以内に方針を打ち出して見事に「へ~~」状態です。

また、方針を考えるところにスタッフである自分が入ってないとのは当然ことのようで残念に思う人もいます。

「その方針は、あなたの方針であって私たちには関係がない」というのが正直な心の内です。

これも全員ではないです。

8割は納得して2割が嫌悪する。。これくらいの割合でも厄介な2割が存在しているということです。

空回りとならないために何をすれば良いか

最初の1カ月というのは、スタッフの顔と名前や人となりを把握し、ビジネスの計画をしたり競合店に偵察に行ったり、地域を知ったりと情報を把握することに専念していれば何ら問題ありません。

ビジネスにも人にも、地域にも溶け込む期間が必要です。

  1. 人を知る
  2. 地域を知る
  3. ビジョンを示す

これは、過去ブログでまとめていますので興味ありましたら、ご確認ください。

初めて店長になる人必見!着任3カ月以内に何をすべきか?

ここで書いていることは、1番に「人を知る」です。

相手との信頼関係をガッチリと築くことが大切です。

相手の話に耳を傾ける、笑顔でいる、最初から否定しない、良いことは些細なことでも褒める、感謝する。

店長という立場は、上司と部下の関係性です。

初めは遅いくらいに慎重にスタートするのが成功への道です。

人事異動後に空回りする裏側にあるものは何か?

少し店長自身の内面についても触れます。

それは「承認欲求」です。

もしかしたら、自分自身のために早く着手して「オレは凄いぞ!認めてくれ!」と無意識が叫んでいるのではないでしょうか?

  • 全員と面談しようとする
  • いきなりバックルーム、休憩室などのレイアウトを変える
  • 1カ月以内に店舗の方針を打ち出す

これらの行為は相手のためであれば、就任直後1カ月以内でも何も問題ないのかもしれません。

自分の心に聞いてみてください。

まとめ

いかがでしょうか?

店長という存在は、スタッフにとって怖い存在です。

ここを常に忘れてはいけません。

中には最初からフレンドリーに接してきてくれる人もいますがね。。

最初は慎重に慎重に自分を見つめながら行動をした方が良いという警告です。

「そんなの関係ない!、好きなようにやる!」

というかたはどうぞ(笑)

それも大事な経験ですから、経験という意味では正しいのかもしれませんね。

今日も素敵な1日を過ごしましょう。

最後までみて頂きありがとうございます(^o^)丿

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