店舗運営テクニック

急に新入社員の教育係を任されてキツイと思っているあなたへ

投稿日:2019年4月1日 更新日:

店長が幸せになるための武器

今回は若手の社員さん宛に記載します。

4月といえば、入社の時期になりますね。

無事に入社に至るまでの1人あたりの全国平均採用単価は53万円ですので、大切にたいせつに育てたいところですが、肝心の教育係にとっては大きなプレッシャーのかかる時期でもあります。

中規模以上の会社であれば外部講師や育成トレーナーが入念に教育をするのでしょうが、それでも現場に入ったら素人なのは変わりません。

あなたも初めはそうであったように。。

そして中には、昨年の新入社員が教育係を任命され、仕事もやっと慣れだしたくらいで‥右と左が何かわかったレベルで教えるのは苦しいのは当然です。

殆どの企業、店舗は人手不足なこともあり「誰が教えるのよ‥」的な状況かも知れません。

教育係になる上でのメリットに興味があれば読み進めてみてください。

この大変な期間があなたにとって、かけがいのない時間となるといいなと思います。

新入社員 教育係

これを読んでくれているあなたは、新入社員時代にどんな思い出がありますか?

初日のこと。1か月経ったくらいの頃のこと。

教育係の先輩はいましたか?

そして、どんなことが思い出されますか?

教育係の先輩は、どんなことを教えてくれましたか?

どんな言葉をかけてくれましたか?

なかにはキツイ一言で悔しい思いをしたこともあったかも知れません。

お客さんから怒られたこと。

上司から叱られたこと。

様々な過酷な経験を一気にこの数年で過ごしたことでしょう。

そして、そんな過酷な状況は、もしかしたら今でも続いていて、「人に教えている場合ではない」と感じているかも知れませんね。

そんな中、急に自分が教育係に任命された‥

嬉しい反面、不安が大きく‥

そんな心境なのかなと思います。

正しいことだけを教えようと思うとボロが出ます。

自分が出来てないことを教えようと思っても相手にはわかります。

あなたが感じたように。。

今回は、新入社員にフォーカスするのではなく2年目以降の社員の方へ届けます。

店舗での幸せは、本当はたくさん転がっているものです。

 

急に新入社員の教育係を任されてキツイと思っているあなたへ

①新入社員の頃に感じた嬉しかったこと、悲しかったことを思い返そう

冒頭でお話したように、過去を思い返すことです。

これが対応策?と思うでしょうが、途轍もないパワーを発揮しますのでご安心ください。

新入社員を教える上で、店長や本部が求めることは単に正しいことを教えなさい!ということではありません。

当然、仕事ですので可能であるなら正確に伝えるのが当然です。

でも中には”やった機会があまりないこと”でも先輩としてわからないとは言い難くて心のバリアを固めるのは逆効果ですよ、ということです。

新入社員が教育係に求めることは何でしょうか?

nakama

 

それがわかるのが、入社期が近いあなたなのではないでしょうか?

新入社員時代にあったこと、失敗したこと、それを乗り越えたこと‥

仕事以外にも、助け合えること。

頼っていいということ。

不慣れなのは100も承知で任せてくれること。

そんなことを一方で求めているのではないでしょうか。

要するにメンターです。

メンターとは?

職場における人材育成法の一つ。知識や経験の豊かな先輩社員(メンターmentor)と後輩社員(メンティmentee)が、原則として1対1の関係を築き、後輩社員のキャリア形成上の課題や悩みについて、先輩社員がサポートする制度で、メンタープログラムともいう。メンターは優れた指導者、助言者などを意味する英語である。

~出典 日本大百科全書より~

出来ないことを隠すように教育・行動すれば、相手に心を閉ざすことになります。

それであれば、いっそのこと”一緒に覚える”方が俄然良いです。

新入社員だって、来年以降には新入社員を教える立場になるのです。

「一部分で出来ないことがあっても、問題ないんだ!」と思えることで安心しませんか?

お互い、完璧を求めてはいけません。

ご愛敬です。

そうやって、心を通わせることを重視してサポート体制に立つことを「教育係という名のメンター」には求めたいのではないでしょうか?

半年経過し、あなたの教育が大方で不要になったとき、

「〇〇さんが私の教育係で本当によかったです!」

「次、私が新入社員の教育係になったら〇〇さんみたいに懐深く教えたいと思います!」

と言われたらどんな気分でしょうか?

単なる正しいことを厳格に教えることより、幸せを提供していることになりませんか?

憧れの存在になるのです。

そのためには、自分の過去の経験で見たもの、聞いたもの、感じたもの。

このリアルな体験が大事なのです。

後輩とはいえ、心底性格の合う人は稀です。そんな状況だからこそ、コミュニケーション力がつくのです。

あなたはビジネスの世界に入り、今後より多くの仲間に出会い、多くの人と仕事をすることになります。

任された、たった1人を導くこと。

この経験は、あなたにとってかけがえのない財産となることでしょう。

 

②新入社員教育は人間関係の土台を築く訓練だと考えよう

会社を辞める理由は人それぞれですが、原因の80%は人間関係だといわれています。

仕事がつまらない。こんな仕事、意味あるのか‥

辞めたいと思う原因は疎外感、空虚感、悔しさ‥不信感にいずれ発展していきますが、大部分は人間関係から生まれます。

決して正しいことを正確に教えてもらえないということではありません。

その原因が自分の教え方や理解の無さにならないようにしたいものです。

人と人を繋ぐ、信頼関係が構築できてない組織は脆いのです。

この信頼関係のことをNLPや心理学では「ラポール形成」と言います。

フランス語で”架け橋”の意味でもあります。

架け橋ができていないと人の流れや物流などに支障がでるように、このラポール形成ができていないと、カウンセリングやコーチングなどの分野でも機能しないと言われます。

そして、ラポールは心理学の世界だけでなく、セールスやプレゼンといったビジネスの世界はもちろん、プライベートや先生や生徒の教育の分野でも使われるようになっています。

ラポールはあなたのコミュニケーションの目的を成し遂げるためにふさわしい関係であることを理解してください。

新入社員を教育するうえで、欠かせないだけでなく相手とのラポール形成が出来れば、応用はいくらでも効きます。

 

まとめ

繰り返しになりますが、新入社員の教育は自身の未来へ繋がる訓練だと思うのです。

MUST(~しなければならない)のでなく、WILL(未来をみて~したい)の思考です。

自身の力を高めるためにもなり、新入社員からも感謝される。

憧れになり、自分が新入社員を教える立場になったらそうありたいと思う。

この循環です。そのために、

新入社員の頃に感じた嬉しかったこと、悲しかったことを思い出し、

新入社員教育は人間関係の土台を築く訓練だと考えよう。

そして、題名にしていてなんですが、「キツイ」という言葉は使わない方が良いです。

「キツイ」、「無理」なのではなく「慣れてないだけ」です。

言葉の魔力は大きなものです。

慣れてないだけなのです。

「キツイ」とか、「だるい」とか使っていると最初は軽く使っていたつもりが本当に体にキツさとだるさをもたらします。

この辺りの言葉の魔力は別のブログ内容でもご説明します。

 

店舗での幸せへのヒントは、本当はたくさん転がっているものです。

最高の店長になるまでの準備期間として、1つ1つ武器を手に入れましょう。

 

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