店舗運営テクニック

店長のあるべき姿を模索しているあなたへ

投稿日:2019年10月8日 更新日:

店長のあるべき姿

こんばんわ!森友です。

今日は「店長のあるべき姿」についての記事です。

会社も部下も店長というお店のトップに求めることは無限にあります。

売上、利益を上げて法律や労働者を守り設備を維持するだけでは不足で個々に役割を決め、作業を割り当て、メンバーを評価しモチベーションを高め、働きたい店に仕上げる。

また数字が悪い時には、数字で根拠を示し理由を明確にして、いつまでにどのように修正をするのかまでロジカルに考える技術も求められます。

人間性、社会性、先見性、達成志向性、コミュニケーション力、育成力、分析力・・スキルを求め出したらキリがありませんね(笑)

要するに店長は、様々なスキルを高めてマネジメントとリーダーシップ存分に発揮してもらう必要があるのですが、本当に必要な「あるべき姿」とは何なのでしょうか?

全てのスキルを手にするのは先でも、何があれば「あるべき姿」の店長として凌駕できるのかについて書きたいと思います。

店長のあるべき姿とは?

①部下との信頼関係が最大限に構築されている

店長として一番大事なことは、部下の信頼を得ることです。信頼無くして店長として活動するのは困難です。

スタッフ人数は関係ありません。人数が少なくとも関係性が悪いと、部下も十分な能力を発揮出来ずに店長も一番苦しむでしょう。

店長が怖いのであれば「怒られたらどうしよう・・」など余計な心配をかけて部下もノビノビと働けず窮屈な思いもさせます。これは甘やかすのとは違います。厳しくとも秩序を持たせて、楽しませる空間づくりともいえます。

この「信頼」を最大限に得れることが出来れば、店長の仕事の9割は完了したと考えて良いです。

自分がいかに部下を信頼するか

部下に信頼を得るためには、店長も部下を信頼して時には任せる度量が必要です。不安があっても任せてみるのです。部下も期待に応えようと努力します。

店長自身が自分の評価を気にしているようでは、「あるべき姿」とは言えません。店長は、部下を信頼して導くことでラポールが形成され、自ずと業績も上がります。まずは、自分の評価は度外視して与えることに徹しましょう。

②常に手本を示している

店長は、部下の手本であることが求められます。子が親を見て育つように、部下は店長をみて育ちます。

部下が失敗した時の対応や、業者さんとの対応、クレーマーらしきお客様が来店された時の対応など、いかなる時も部下は店長の姿を見ています。

どんなに仕事のスピードが早い店長も、雑さがあったり、対応が親切でないのであれば部下も同じような対応をするものです。

新人さんが入社すれば、まず店長が手本を見せて真似させてください。たとえ自己マンでも「私がこの店のお手本です!」といえることは素晴らしいと思います。

③みんなが求める店のビジョン・方針を示している

会社には理念やビジョンがあるものですが、店長もどんな店にしたいのか?ビジョン・方針を示すべきです。

部下として、方向性がわからないことはストレスです。月間売上を達成させたいという目先の目標ではなく、みんながワクワクするようなビジョンです。

例えば、会社で年間表彰されるであったり、自分たちの取り組みを会社のマニュアル・ルールにする、ミステリーショッパーなどの評価からストアコンディションが良い店として社内報に載るであったり、地域で一番愛される店としてTVや地方紙に取り上げられるなどです。

働くことで社会貢献になるようなビジョンも素敵ですね。

このビジョンは、出来れば店長だけが考えるのではなく、部下と一緒に考えて意見を出し合い決めたいところです。当事者意識を持つのと持たないのとでは大きく違います。

まとめ

店長はお店のトップですので、求められる「あるべき姿」は無限にあります。

でも、無限にある中でも上記が備わっている、上記3つを意識しているのであれば店長として成功は約束されていると考えます。

  • 部下との信頼関係が最大限に完了されている
  • 常に手本を示している
  • みんなが求める店のビジョン・方針を示している

どこにも当てはまらないと考えるのであれば、今からでも遅くはありません。今日から挽回です!

集中して業務に取り組めば結果は変わります。

今日も最後まで見て頂きありがとうございます(^o^)丿


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