マインドフルネスの必要性
21世紀「心の時代」に突入し、19年が経過しました。。
店長に限らず、上司・部下・パートタイマーの方々のなど、全てに人達に広めるべきなのがマインドフルネスです。
なぜならば、店舗スタッフの多くがストレスを抱えているからです。
特に小売業では、接客以外の業務をしないといけないとしても、お客さんが居ない時間帯しか作業が出来なかったりします。当然、長時間勤務になりがちです。
上司・部下との人間関係、客商売ストレスも背景にあります。
各企業では毎年ストレス度チェックが行われ、メンタルヘルスに関する関心も深い状況です。
皆さんの会社、お店ではどんな対策が取られていますか？
今回は、マインドフルネス瞑想について１０分で使える内容にしてお届けします。
マインドフルネスは、Googleでも社員に劇的な変化をもたらせた瞑想法
このマインドフルネスは、米シリコンバレーにあるグーグルやアップル、フェイスブック、インテルなどの超一流企業で取り入れられている瞑想法です。
日本でも、メルカリやヤフーといった企業も導入しているようです。
米グーグルでは、会社設立9年目からマインドフルネス瞑想含む研修プログラムを社内のエンジニアが開発し社内に広め、その後、米国の一流企業の多くに広まっています。
そもそもの生まれた理由は社内でストレス低減、集中力向上、創造性向上が必要という声が上がったからだといわれています。
日本企業でも導入は時間の問題でしょう。
なにせ、米国に増して高ストレス社会だからです。ストレスを抱えて仕事するよりをストレス解消法を知って実施してもらうことの方が生産的ですから、社内で実施している人がいれば広まりも早いと思います。
グーグル社での効果の1部をご紹介
- 相手の話を聴くのがずっとうまくなって、すぐにカッとしなくなった
- あらゆる状況を前よりもうまく理解できるようになった
- 顧客の信用がずっと高まった
- 心の平穏と幸せが深まった
- 結婚生活の質が上がった
- 自分の深い悲しみをポジティブな形で処理できた
本部の人事担当者からすれば、こんな方法があるのであれば喉から手が出るほど欲しいはずです。ただ、知識があれば‥です。
グーグルでも取り入れていると言えば、お偉いさんも納得するのではないでしょうか。
これは、自分でやらないと説得力が出ません。
ぜひ、３日でいいのでチャレンジして自分の感覚で試しましょう。
マインドフルネス”お薦め本”を3冊紹介
1位
サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法
2位
マンガでわかるグーグルのマインドフルネス革命
３位
脳疲労が消える 最高の休息法[CDブック]――[脳科学×瞑想]聞くだけマインドフルネス入門
マインドフルネスの実践方法
マインドフルネスは、今この瞬間に注意を向け続けることを意味します。目の前の対象から気を逸らさずに意識出来ればそれがマインドフルネスです。
２１までのカウントを繰り返す
- 椅子に座り、背筋を伸ばす（背もたれから離す）
- 目は斜め下を向ける。その時に半分目を開ける（目をつぶる寸前の半目状態）
- 息を吐くごとに数を数え、２１までカウントしたら再び１から数える。
- 集中が切れそうになったら、常に呼吸に意識を向けなおす。
これを１０分行います。
禅の世界では「数息観（すそくかん）」というそうです。「数息観」のコツは、瞑想の間に湧き上がる思考（足が痛いな‥、そういえば犬はご飯食べたかな‥etc）を他人事のように観察することとあります。
何度も数えていると、思考によってしまうものですが、気付いたら呼吸に意識を向けながら２１まで数を数える事だけに集中します。私たちは空想が好きな動物なんだな・・とよくわかります。
どんなに集中力が高い人も初めは空想・雑念が浮かびますが、気にしないことです。私も空想して１０分経つことがしばしばです（笑）
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あのメンタリストも実施しているマインドフルネス
ちなみに、メンタリストのDaiGoさんもマインドフルネスを行うそうです。
未来や過去への心配は、脳が生み出した一時的なイメージに過ぎず、今の時間には変わりません。頭にさまざまな空想が浮かぶのは、脳が緩和モードに入った証拠だといえます。
瞑想中に不安や心配事が浮かんだら、頭の中のイメージをムリヤリ押さえつけるのではなく、「心がそう考えているだけだな」と考えてやり過ごしてください。
（参考：超効率勉強法）
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脳に与える影響
1⃣ストレスホルモンのコルチゾールを減少
コルチゾールとは、ストレスによって発散される物質であり、免疫機能の低下や血圧、血糖を高め、うつ病、さらに不妊の原因にもなるそうです。マインドフルネスがストレス予防になり、コルチゾールを抑制する働きがあるとされています。
2⃣海馬を休ませ脳の処理スピードが増加
一時的に、コルチゾールの長期の分泌は記憶をつかさどる海馬を委縮させます。委縮することで、記憶力や判断力の低下を引き起こします。これは悪いことではなく、脳の中でも特に海馬を休ませる必要があるのです。
マインドフルネスを実践することで、海馬の機能を回復させ、脳の処理速度を上げる効果が期待できます。
3⃣偏桃体を落ち着かせ、感情を沈める
感情をつかさどる偏桃体の働きを落ち着かせることで、感情的な気持ちを抑えることができます。
よく怒りの沸点が近い上司は偏桃体が落ち着いてないのです。マインドフルネスをやって欲しい・・
マインドフルネスまとめ
昨年夏に、ストアカという学びのサイトからマインドフルネスの学びを見つけ、１度行きました。たったの１度ですが、大体のことは理解し本を読んで独学でも試しています。
ここでわかったことは、形じゃないということです。DaiGoさんも言う通り、自分の思考が浮かんできたらそれをやり過ごすことです。
人は、空想が好きですから常に海馬を働かせている状態で、海馬が疲れ切っているのです。偏桃体も近くフル活動でコルチゾール充満。
これでは人間本来の生きるための楽しい思考ではなく、人生サバイバル戦闘モードに突入したままとなっているのです。
どこかで休ませる必要があります。それを企業で導入して欲しいという声が上がれば、簡単なエクササイズですので、実現可能ではないかと思うのです。まずは、ご自身のストレスを軽減しましょう。
おわり。
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