突然ですが、成長を日々実感できていますか?
成長って、簡単ではないですよね?
それを「成長出来ている」という自信がある人は、仕事自体が楽しくて仕方ないはずです。そしてエネルギーが充満しやすい状況かも知れません。
基本的に人は成長していたい生き物です。
成長を感じないと「ここに居る意味あるのかな‥」と存在意義すら見失いかねません。前年より今年、先月より今月と何か成長を実感することが出来ているということはとても幸せなことです。
今日は、成長についての記載です。以下の植物を見てください。
成長を実感することが、自身の成長を更に加速させていくものですよね。達成感とも近い感覚です。逆に成長を実感しないのであれば、会社員として職場にいる意味すら無意味に感じます。
会社に辞表を出す際にに辞める理由を各々が言うでしょうが、一番は”成長を実感しない事”が原因といわれています。
それだけ成長は人にとっても大事なのです。
店長が最速で成長を実感することで自分も部下も幸せになります。
店長が最速で成長するための簡単ではない3つの方法
①EXIT(出口)を決める
最速で成長するために必要なこと1つめは、EXIT(出口)を決めることです。
どうなったら成長したと実感できるか?
何があれば成長したとわかるか?です。
ここが決まってなく、成長したとは自分で認識するのは困難です。
例えば、「頑張っていますが自分で成長しているか、実感できません‥」と感じている部下が居たとします。
こう問いかけます。
「どうなったら前進した、成長したといえますか?」
植物であれば、枝葉が大きくなっていきますね。
ゲームの世界であれば、レベルUPすると音が鳴り、レベル12⇒レベル13と数字も変わります。各種パラメーターも上がりますよね。
ゲームは、成長を実感できるからハマるのです。よく出来ています。成長したとすぐにわかりますね。
成長したい欲望を刺激してくれます。毎日何時間でもやりたくなる‥
では、社会ではどうなのでしょう。これは設定しないとならないのです。
人から評価されたら成長したと感じるのか、自分で何かが出来るようになったら成長したと感じるのか。
はたまた、「凄い!」と上司、同僚に褒められたなら成長したといえるのか。
そもそも、どのようになったら成長、前進なのかをイメージしておかないと一向にゴールに辿り着けません。
どうなったら成長したといえるのか、を設定しましょう。
これはあなた自身だけでなく、部下も同じでしょう。
どんな2年目社員なら成長したといえるのか、どんな仕事をしたら成長したといえるのかを予めイメージさせることです。
アドバイスではなく考えさせる(イメージさせる)のです。そして肯定してみてください。
途端に成長を考えてくれて、導いてくれるリーダーの出来上がりです。
②フライング気味でもアウトプットする
現実世界はアウトプットでしか変わらない。
「アウトプット大全」樺沢紫苑さんの著書の中で好きな言葉です。
ブログを読む、本を読む、話を聞く、YouTubeを見るはインプット。
人に話す、書く、行動するはアウトプットです。
会社などでプレゼンをすることだけがアウトプットではありません。
自分の中から外に出すこと自体が全てアウトプットです。そして、インプットは頭のなかの世界が変わることですので十分に行う必要があります。
忙しいでしょうが、現実世界を更に良くしたいという人であれば本は週に1冊くらいは読むべきです。そのうえで本に書いてあることを誰かに話したり、実際に行動に移してみます。
そうすると、わかっているつもりになっている事に気付きますし、その後に覚えたことは長期記憶として残ります。
樺沢さんの調査では、約9割のビジネスマンはインプット中心の学び方や働き方をしているそうです。かくいう私自身もインプット中心でした。本を毎日1冊読んでいることが自慢でした。
でも、最速で成長したい願望が生まれブログを始めるに至っています。アウトプットが毎日行えます。
2019年1月よりnoteを開始し、2月よりtwitter、3月よりHPを始めました。去年は社内講師に目覚めたので、言葉・プレゼンでのアウトプットは急増しましたがアウトプットをすることで、頭のなかにある引き出し(扉)が鮮明に整理整頓され足りないBOXを本で埋めるのみになってきました。
読書はアウトプットを前提にすることです。
そこで、お薦めしたいのがフライング気味でもアウトプットするということ。
完璧主義を止めて、フライング主義に変化させることです。
日本人は欧米人に比べて完全になるまで行動しない習性があるようです。
YouTubeやTwitterなど全て外国から入ってきますよね。その後、日本でブームになる。アウトプットも既に意識的に自分のために行うべきです。
なにもYouTubeで動画を上げろという訳ではありません。店長であれば、店のメンバーに。組織の部長さん、課長さんであれば同僚だけでなく部下や後輩に自分が本で読んだ知識と考えをMIXしてアウトプットすることです。
インプットとアウトプットは1セットで考えます。
一月に3冊本を読んだ人と10冊本を読んだ人だと、どちらが成長していると思いますか?
答えは「アウトプットした数なのでわからない。」です。
つぎに
3冊本を読んで3冊アウトプットする人と10冊読んで1冊アウトプットした方だとどちらが成長しているか。
お判りですよね?
そうです。
3冊アウトプットした方が格段に記憶に残ります(成長しています)
それも直ぐに行うのです。世の中の殆どの人が本を読むだけで終わりだそうです。
読書というインプットは必ずアウトプットを前提に行ってください。
この効果的な学びが最速で成長する鍵です。
③外部セミナーを受講する・個人コーチを付ける
最速で成長するうえで考えなければならないのは、独学でいくかどうかです。人生で何か新しい成果を上げたいと思うならば、いろいろな資源を投入する必要があります。
お金は働けばいずれ取り戻せますが、時間は戻せません。
最速で成長を実感したいのであれば、興味の出たセミナーに参加することもお薦めしています。例えばプロの研修講師であっても、さらに高みに臨むためコーチを付けています。
スポーツ界でも大坂なおみ選手がサーシャ・バインコーチを付けて世界一になりましたね。あれだけの世界レベルの選手でも独学では行いません。
スポーツは特に限られた選手生命の中で最短で成果を出す必要があります。
最速で成長するためには、自己投資は欠かせません。
ここでは独学では時間が掛かる、時間をかけているうちに熱が冷めるのが一番怖いことだというのを伝えたいと思います。
私が一番おすすめするのは、NLP(神経言語プログラミング)です。
関連記事⇒⇒ NLPとは何か?【NLP×店長】
私が世界一尊敬するアンソニー・ロビンズもNLPを若い時に学びました。
他にもこれだけの有力者がNLPを学んだといわれています。
☆アンドレ・アガシ(テニスプレイヤー)
アンソニー・ロビンズによるメンタル面のコーチを受けていたとのことです。
☆バラク・オバマ(元アメリカ大統領)
言わずと知れたオバマ氏。国民の信頼を獲得し、コミュニケーションに活かしたのかもしれませんね。
☆勝間和代(著述家・評論家)
自著でNLPについて書かれているそうです。
テレビでもご活躍なのでお顔をご存知の方も多いですよね。
☆神田昌典(コンサルタント)
インタビュー記事の中で、NLPについて語っておられるそうでご自身の仕事に活かされているようです。
ビジネスのカリスマですね。
この方の著書やセミナーに触れたことのあるビジネスパーソンはかなり多いはず!
☆クリントン元大統領
☆タイガーウッズ(ゴルファー)
ここまで来ると、NLPの回し者?のように思うかたもいるかも知れませんのでこれぐらいにしますね。心理学を知らない人からするとガードが高いでしょうか。
ただ、脳と心のメカニズムを理解して仕事やプライベートへ活かすことが出来れば結果を出すのはそんなに難しくないということです。NLPは本もたくさん出ています。興味を持って貰えたらうれしいです。
まとめ
私は店長として、組織のリーダーとして幸せになって貰いたいという思いでブログを書いています。店長は嫌われやすい職種です。
なぜならスキルを教わった訳ではないのに、数多くの部下を若くして管理させられるからです。当然、自分より年上の部下も多くいるでしょう。
「前の店長のほうがよかった」
「今の店長はここが嫌い」
こういう声にビクビクし、強くものを言えない店長(リーダー)も多くいます。
ものを我慢し、上司からも部下からも板挟みになり、自分の良さが出てない人も多いでしょう。
恐らく8割以上の大半がどこか、当てはまるのではないでしょうか?
本来、店長はめちゃくちゃ楽しいものです。それを独学で何とかしていく。
ここに個人差が出ています。
題名に簡単ではない方法と題名に書きましたが、この3つを実行すること自体は大変ではありません。
やるか、やらないかだけです。
おわり。
関連記事⇒⇒店長の悩み|部下が年上で面倒な場合の対処法
これからは、余計なご機嫌取りは止めましょう。