今日は朝礼+モチベーションについての話です。
皆さんは、普段朝礼をする時にはどんな方法を取っているでしょうか?
- 接客話法の唱和
- 昨日の売上(好調分類・不調分類)
- 月度予算比
- 今日の注意点
- 今週のトピックス
このような感じでしょうか。
いつも同じ場所で朝礼を行い、同じような内容になりますよね。
毎日のことですから、特段変化もない朝礼。
つまらない朝礼、変化の無い朝礼の典型です。
これでは、従業員(スタッフ)は「よし!やろう!」とは思い難いですよね?
たまには、いつもと違う朝礼をやってみたくないですか?
それも店長や店長代理の方々が楽な方法でモチベーションを上げる方法を知りたくないですか?
グッドアンドニューとは何か?
Good&New(グッドアンドニュー)とは、アメリカの教育学者ピーター・クライン氏により考案された手法です。
アメリカでは、アイスブレイクやチームのコミュニケーション活性のために、導入している企業も多いようです。
日本でも私と同じようにNLPを学んだセミナー講師が企業研修を通じて、この方法を広めています。
人数:2人1組になる
時間:3分
内容:24時間に起こった楽しかった出来事や新しい発見を話す
Good&Newの効果
24時間以内に起こった楽しい出来事や新たな発見が見つからなければ、数日前でも構いません。
いつでもいいのですが、直近であればあるほど盛り上がります。
今日の朝とか、昨日の夜とか、昨日の勤務中にとか。
ここでのポイントは2つあります。
相手を知ろうとすること
従業員が楽しい出来事にフォーカス(意識が向く)し始める
1つ1つ解説していきます。
グッドアンドニューは相手を知ろうとする行為
感の良い方はわかると思いますが、相手が話した内容を聞き共感しないと会話が成立しません。
この3分という時間を持たせるために受け手は、相手が何が言いたいのかを知ろうと前のめりで聞き始めます。
相槌をしながら、傾聴している姿勢です。
「うん、うん、それでどうなったの?!」
話し手は、一生懸命に説明します。
嬉しそうな相手の表情をみて、幸せになります。
そして、相手にチェンジです。
こんな会話は稀ですが、「マジで!?」はよく出ます(笑)
ここにかかる時間は3分です。
グッドアンドニューでスタッフが楽しい出来事にフォーカスし始める
マイナス思考になっている人をプラス思考にするのは通常困難です。
でもこのGood&Newを実践すると簡単にプラス思考に転換できます。
人の脳は、楽しいことを考えながら落ち込むこと(暗いこと)を同時に考えることは出来ません。
一度やってみてください。
楽しいこと何かありませんか?
それを考えながら、落ち込むことを同時に考えられるでしょうか?
働いている人が楽しいなー!って思って働けている人には不要かも知れませんが大抵の仕事は辛いものです。
やらなければならないものに追われます。
そんな中、Good&Newは3分で楽しいことを半ば強制的に考えさせるのです。
「あれ?楽しめてなかったけど、楽しいことはあったな」
ここに気付くのです。
そして、あまり楽しめてない人もGood&Newが終わった後も楽しいことはないかな?と探し始めます。
お笑い芸人がネタ作りのために街に繰り出し、おかしなオジサンを観察するのと似ています。
普通はおかしなオジサンなんて見ていたくないですよね?
でも、このオジサンがおかしなことをするのではないか?と思って目的がコントで大笑いを取ることであれば必死に見ますよね(笑)
話を戻すと。
普段の仕事に楽しいことはないかな?と探し始める。
これが3分で出来るのです。
まとめ
いかがでしょうか?
一度やってみることをお薦めします。
Good&Newは先進国のアメリカで導入されているモチベーションアップの手法です。
私は、これを学校教育にも使うべきだと考えます。
生徒さん同士で楽しかったことを話し、共感するゲームなのです。
相手への不信感は相手のことを知らないことから起きます。
どんなに興味のない相手だと思っていても自分と同じ共通項があれば、相手に興味を持ちます。
勝手に共通項が無いと思っているだけなのです。
「茄子がおいしかった」
「カレーがおしかった」
たとえこんな話であったとしても、共感しませんか?
茄子嫌いですか?カレーは嫌いですか?
普通は「茄子おいしいですよねー!」になります。
笑
学校教育もお店での教育も同じです。
仕事が楽しくなる手法は様々ありますので、順にブログに載せていきます。
今日も最後まで見て見て頂きありがとうございます(^o^)丿