こんにちは、森友ゆうきです。
「となりの店は売上が伸びているのに…」
「前任の店長は数字もチームも優秀だったと聞いて、プレッシャーを感じている…」
そんなふうに、他人と自分を比べて落ち込んだことはありませんか?
店長という仕事は、成果が数字で見える分だけ、
“比較の呪い”にかかりやすい仕事でもあります。
【最新記事の目次】
比較は、願いの裏返し
誰かをうらやましく思う気持ちは、「自分も、そうなりたい」という願いの表れです。
でも同時に、こうも感じませんか?
- 自分なりに努力してきたのに、報われていない気がする
- 毎日、精一杯がんばってるはずなのに「足りてない」ように思える
それはきっと、「他人の表面」と「自分の裏側」を比べてしまっているからです。
他人の売上や賞賛は見える。でも、自分がしてきた試行錯誤、
人知れず我慢したこと、夜中まで考えたPOPの工夫──それは誰にも見えません。
でも、それこそがあなたがすでに得ている大切なものなんです。
“持っているもの”は、外にはなく、自分の中にある
自分に、こう問いかけてみてはどうでしょうか。
「今の私が、“新人の自分”に声をかけるとしたら、何を誇りに思う?」
・クレーム対応で逃げずに向き合った日
・辞めようとしていたスタッフが、あなたの言葉で続けてくれたこと
・売上が伸びない中でも、チームの雰囲気を保った日々
それらは、数字では測れないけれど、確かに積み上げてきたあなたの財産です。
比べてばかりのときには見えなくなる。
でも、静かに振り返れば、きっと見えてくる。
比べる代わりに、「記録」してみる
比べることで苦しくなったら、代わりにやってみてほしいことがあります。
それは、「自分の成長や嬉しかった瞬間を記録する」こと。
・スタッフの表情が明るくなった瞬間
・自分がうまくいった声かけのセリフ
・失敗したけど、それでもやってよかったと思える取り組み
人は、比べたものには敏感でも、
得たものには無自覚なまま通り過ぎてしまいがちです。
だからこそ、記録する。見返して、「あ、自分、こんなことやってたんだな」と気づけるように。
最後に|あなたは、もうちゃんと歩いてきた
もし今、誰かと比べて苦しくなっているとしたら、
それはあなたが、「もっとよくなりたい」と願っている証拠です。
でも、忘れないでください。
あなたはすでに、たくさんの現場を経験してきた。
誰よりも、スタッフと向き合ってきた。
「足りない」ではなく、「持っている」からこそ、次に進めるんです。
このブログには、そんな“持っている自分”を活かすヒントをたくさん載せています。
迷ったときは、また戻ってきてくださいね。