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”現役店長育成講師”が伝授|店長の魅力を高める「6つの力」

「リーダーシップ」「人材育成」など店長職に関連する、日々の仕事に必要な力を6つに分類しました。
あなたの店長力を伸ばしたいとき、気になる力からぜひご覧ください。

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【現場目線で比較】セルフレジvsセミセルフレジ|効率と顧客満足で選ぶ最適解

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こんにちは!森友ゆうきです。

近年、急速に広まっている「セルフレジ」と「セミセルフレジ」。
人手不足や業務効率化を考えるうえで、どちらを導入すべきか悩んでいる店長さん、業務システム担当者さんも多いのではないでしょうか。

今回は、現場目線で見る「両者の違いとメリット・デメリット」、
さらにお客様受けがいいのはどちらか?そして、意外と知られていない導入時の“落とし穴”についてもお伝えします。

1. セルフレジとセミセルフレジの違いとは?

セルフレジ:お客様が商品のスキャンから支払いまでをすべて行うレジ

セミセルフレジ:スタッフがスキャン、支払いのみをお客様が行うレジ

セミセルフは、操作の手間が少なく「間違えそうで不安」というお客様にも優しいのが特徴です。

2. 現場目線で見る業務効率はどっちが上?

項目セルフレジセミセルフレジ
スタッフ負担スキャンが不要で軽減、ただしトラブル時は対応必要スキャンは必要、ただし会計は自動化
レジ混雑緩和◎(複数台展開しやすい)〇(精算スピードが速い)
万引きリスクやや高い(監視が必要)スタッフの目が届く範囲

3. お客様に支持されやすいのはどっち?

  • シニア層:セミセルフのほうが安心感あり
  • 若年層・リピーター:セルフレジに抵抗なく、スピード重視

ただし、いずれも「レジ前の案内表示」や「誘導スタッフ」の存在が、ストレス軽減に大きく影響します。

4. 導入前に考えるべき3つの視点

  1. 店舗のピーク時間・客数
    混雑の山場をどう裁くか?セルフなら複数台設置が有効です。
  2. 人員配置とのバランス
    無人にしてしまうと、逆にトラブル時のサポート要員が必要になります。
  3. 設備投資とタグコストたとえばユニクロのように「全商品にRFIDタグ」を導入していれば、セルフレジとの相性は抜群です。
    商品を置くだけで一括スキャンでき、レジ渋滞はほとんど起きません。
    しかし、RFIDタグは1枚数十円のコストがかかるため、単価が低く買上点数が多い業種では難しい場合も。
    その場合はセミセルフレジが現実的な選択肢となります。

5. 森友の現場アドバイス

私の現場経験からお伝えしたいのは、「セルフレジは導入すれば終わりではない」ということです。

実際には、一度セルフレジを導入して撤去・縮小した企業も存在します。

  • お客様が使い方を迷ってしまう
  • トラブル対応に人手が必要で、結局負担が増える
  • 万引きリスクが上がり、監視強化が必要になった

だからこそ、現場に合ったスタイルを見極めることが何よりも大切なのです。

6. まとめ

セルフレジもセミセルフレジも、正解は「店舗によって異なる」です。

お客様層・人員体制・設備コスト・ピークタイムの状況——。
これらすべてを勘案した上で、自分たちの店にとって最適な選択をする。

それこそが、店長の“導く力”です。

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