こんにちは!森友ゆうきです。
私はこれまで、最大手小売業の店長育成研修(新入社員研修~店長~本部社員研修まで)テキスト設計から講師として毎年数百人の店長候補と向き合ってきました。私の研修を受けた社員はトータル1万人を超えています。
【最新記事の目次】
この記事を出す理由
チェーンストアの力で、人々の暮らしをもっと豊かにしたい。そんな想いを持つあなたには、面接で“落ちてほしくない”んです。
特にこのブログを見て頂いたあなたには・・・・では、早速いきましょう!
きっと面接官の心を鷲掴みすることができます。
実際の選考で必ず問われるのが、この質問。
「あなたは、どんな店をつくりたいですか?」
この質問は、店舗運営の“本質”をわかっているかを見られる問い。夢や理想だけでなく、お客様やチーム、数字へのリアルな視点が求められます。
この記事では、面接で好印象を与える答え方のコツと、現場経験を踏まえた例文3パターンをお伝えします。
なぜ「どんな店にしたいか?」と聞かれるのか
この質問を通して、企業側が知りたいのは以下の3つです。
- あなたが持つお客様視点・現場感覚
- チームをどうまとめたいかのリーダーシップ
- 実現可能な構想力・行動力があるか
理想論だけではなく、現実を見据えた「具体性」が求められています。
答え方の3つのコツ|伝えるべきはこの3点!
- ① お客様視点で語る
「売上を上げたい」ではなく、「また来たくなる店にしたい」といった“お客様体験”にフォーカスしましょう。 - ② スタッフやチームへの想いを入れる
店づくりは一人ではできません。「仲間とどんな空気をつくりたいか」が伝わるとリーダー候補として高評価です。 - ③ 数字や行動でリアルさを出す
例えば「接客満足度を前年比+10%に」など、数字で裏付けすると実現性が伝わります。
例文3選|そのまま使える・応用できる!
例文①|お客様がまた来たくなるお店にしたい
お客様が「また来たい」と思えるような、安心感と温かみのあるお店をつくりたいです。接客の質や売場の清潔さに徹底的にこだわり、「ここに来れば間違いない」と思っていただける店舗運営を目指します。
例文②|働くスタッフが誇りを持てる店にしたい
スタッフ一人ひとりが「この店で働けてよかった」と思えるような環境をつくりたいです。日々の声かけや業務の工夫を通じて、チームで目標を追いかけ、成功体験を分かち合える現場を目指します。
例文③|挑戦と成長ができる売上アップ型店舗
数字にも責任を持ちながら、スタッフが成長できる「挑戦型店舗」をつくりたいです。KPIを明確にし、改善提案が自然に生まれる風土を育て、目標達成と人材育成を両立させたいと考えています。
そのために、あなたは何ができますか?答え方の例
例文①|現場の声を拾い上げる力を活かす
私は、現場の小さな声を拾い上げることができます。お客様やスタッフの意見を丁寧に聞き取り、店舗運営に反映させることで、「また来たくなるお店づくり」を実現したいと考えています。
例文②|チームをまとめるコミュニケーション力を活かす
私は、周囲を巻き込みながら目標に向かうチームづくりが得意です。スタッフ一人ひとりと対話を重ね、目標共有と称賛を通じて、誇りを持って働ける環境づくりに貢献したいと思います。
例文③|改善提案と実行力を活かす
私は、現状に満足せず「どうすればもっと良くできるか」を考え、行動に移すことができます。売場改善や接客向上のためのアイデアを積極的に提案し、挑戦と成長ができる売上アップ型店舗づくりに貢献したいと考えています。
そう思ったきっかけは?答え方の例
例文①|アルバイト経験からのお客様対応
学生時代、飲食店でアルバイトをしていたとき、お客様から「君がいるからまた来たよ」と言われたことがありました。その経験から、接客の力でお客様の気持ちを動かせる喜びを知り、「また来たくなる店をつくりたい」と思うようになりました。
例文②|チームワークの楽しさを知った体験
部活動でチーム全員が同じ目標に向かって努力した経験から、「一人ではできないことも、チームならできる」という達成感を味わいました。店舗運営も同じだと思い、スタッフ皆が誇りを持てる店をつくりたいと考えるようになりました。
例文③|売場改善で成果が出た成功体験
前職で担当していた売場の陳列を工夫したところ、売上が大きく伸びた経験があります。自分の行動が結果につながる楽しさを実感し、改善提案をしながら成長できる店舗づくりに挑戦したいと考えるようになりました。
森友ゆうきの視点|まずは、夢への第一歩を踏み出そう
「こんな店にしたい」「お客様に喜ばれる店舗をつくりたい」——。その想いは、きっと本物です。でもまずは、採用されなければ、あなたの夢を形にすることはできません。
だからこそ、面接では、自分の言葉で想いを伝えてください。現場を動かし、会社を動かしていく——そんな未来を、一緒につくっていきましょう!