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部下が“無言”になる職場|店長が知らずに作る“話せない空気”とは?

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こんにちは!森友ゆうきです。

「最近、部下があまり話してくれない…」
「報連相が減った気がする…」
そう感じたこと、ありませんか?

それ、もしかしたら“話せない空気”を職場に作ってしまっているのかもしれません。

本記事では、部下の“無言”の背景にある空気とサイン、店長としての気づきと行動について掘り下げていきます。

第1章|なぜか「報連相」が減ってきた…

報告・連絡・相談が少なくなると、店長は不安になります。
「何か隠してる?」「やる気がないのか?」と捉えてしまいがちですが、実際には“話したくない”のではなく“話しづらい”ことが多いのです。

その原因は、業務の忙しさでも、性格でもなく——
“話せない空気”がいつのまにか職場に漂っているからかもしれません。

第2章|“無言化”が職場に起きる3つのサイン

  • あいさつや雑談が減る
    → 表面上は静かでも、心理的距離が広がっている兆候です。
  • 連絡手段がLINEやメモに偏る
    → 面と向かって話すより“文字で済ませたい”=対話への抵抗感。
  • 報告が“済んでから”になる
    → 「今言ってもどうせ否定される」「言わない方が楽」というあきらめの現れです。

このような変化は、全員が“黙って我慢している状態”をつくります。放置は危険です。

第3章|店長が無意識に作ってしまう“話せない空気”

「そんなつもりなかった」では済まされないのが、空気づくりの難しさです。

  • 表情がいつも険しい、無反応
  • 話を遮る、結論を急ぐ
  • 否定から入る(「でも」「いやそれは」)
  • いつも忙しそうで話しかけづらい

これらの積み重ねが、“何を言っても無駄”というあきらめにつながります。

第4章|無言職場が引き起こすリスク

“無言”は一見穏やかですが、裏にはこんな危険があります:

  • ミスが報告されず、トラブルが悪化する
  • 良いアイデアが埋もれる
  • モヤモヤが溜まり、突然の退職につながる
  • 育成の手応えを感じられなくなる

静かに、確実に、職場の活力を奪っていきます。

第5章|店長にできる「空気を変える」3つの行動

  1. 共感から受け止める
    → 「そう思ったんだね」「なるほど、ありがとう」とまず受け止める姿勢を。
  2. 雑談を“業務の一部”と捉える
    → 「最近どう?」という一言が、話せる空気のきっかけになります。
  3. “話しかけやすい顔”と“間”をつくる
    → 口角・頷き・柔らかい声・合間の呼吸——店長の“雰囲気”が場をつくります。

第6章|「話せる職場」が成果と定着率を高める

話せる空気がある職場では:

  • ミスの共有が早く、改善が早い
  • 小さな提案が売場を変える
  • 離職率が下がり、チーム力が上がる

部下の「話す量」は、店長への信頼度を表すバロメーターです。
“関係づくり”こそが、最大のマネジメントです。

第7章|“空気”を変える最初の一歩は、たった10分から

空気は、一気には変わりません。
でも、「話せる時間」をつくることで、変わるきっかけは生まれます。

その最初の一歩が、1on1(ワン・オン・ワン)です。

1on1は、業務報告でも評価面談でもなく、部下の本音に耳を傾ける時間
予め予定を伝え、たった10分でも向き合えば、心が開かれる瞬間があります。

やり方に悩んだら、こちらの記事を参考にしてみてください。

あなたの10分が、部下の沈黙を変えるきっかけになります。

森友ゆうきでした。

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