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【店長の5大職務】部下の考課と教育。チェックリスト付
はじめに
こんにちは、森友ゆうきです。
この記事では、チェーンストア理論に基づく「店長の5大職務」のうち、『部下の考課と教育』に特化したチェックリスト(現場実践版)をご紹介します。
この内容は、筆者が国内最大手小売業で店長・エリアマネジャーを長年経験した記憶と実務感覚から書き起こしたものです。
これから独立開業を目指す方にもそのまま使える内容になっていますが、ぜひあなたの店舗に合わせてアレンジしてご活用ください。
店長の「教育」と「評価」は、日常業務の中で行うもの
部下の教育や評価というと、
- 特別な研修をやらなきゃいけない
- 評価表を書かないと始まらない
といった印象を持たれるかもしれません。
しかし現実は、「日常の業務の中で、どれだけ観察し、声をかけ、修正し、認めるか」に尽きます。
それが店長のマネジメント力であり、部下の成長を決める要因になります。
フェーズ別チェックリスト
― 開店前/営業中/閉店後に分けて実行しやすく ―
A. 開店前:育成の目的と配置を明確に
- スタッフごとの教育進捗(OJT・販売スキルなど)を把握しているか
- 本日の業務に合わせた教育目的を設定しているか
- 新人・中堅それぞれに応じた役割配置を考慮しているか
- 昨日の指導内容や成長課題を朝の配置に反映しているか
B. 営業中:観察と1on1が「教育の核」
- 指示だけでなく「目的・意図」も伝えているか
- 部下の業務を観察する時間を意識的に確保しているか
- 良い行動はその場で具体的にフィードバックしているか
- 誤った行動を即時に、冷静に正しているか
- 中堅・ベテランにも慣れを防ぐ声かけを行っているか
- 後輩指導を通じて成長する機会を意図的に与えているか
- 営業中のアイドルタイムを使って、1on1面談を実施しているか
(目標確認/悩み共有/今後の方向性 など)
C. 閉店後:記録と次への準備
- 本日の教育目的が実行されたかを確認しているか
- 成果や改善点を記録に残しているか(ノート・日報等)
- 評価に使える「事実ベースのエピソード」をメモしているか
- 翌日の教育テーマや任せる役割を決めているか
- 上司や社員と育成・評価状況を共有しているか
おわりに
教育も考課も、「やっているつもり」になりやすい領域です。
でも店長である私たちが日常の中で、“意識的にやる”か“無意識で流す”かで、
部下の未来も、店の成長も大きく変わってきます。
このチェックリストが、あなたの「育てる力」を見直すきっかけになれば嬉しいです。
次回は、店長の5大職務の3つ目「法規上の労働条件の確保」にフォーカスしたチェックリストをお届けします!
スタッフを守り、法律違反を防ぎ、安心して働ける店舗運営のポイントをまとめていきますので、ぜひご期待ください。