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現場・店舗の声は本部に届かない?本部に想いを届けるための3つの工夫
「どうせ、またスルーされるんだろうな…」
本部に何か提案したとき、
私も店長時代、何度も「届けたつもりの声」が、静かに、
でもあるとき、「伝わる瞬間」がありました。
それは、自分の“届け方”を少し変えたときだったのです。
私の体験:無視された提案と、通った提案の違い
以前、店舗で独自に始めた「手書きPOP」が、
その結果をまとめて、本部に「これを全店に広げませんか?」
でも返ってきたのは、「統一方針と違うので難しいですね」
正直、がっかりしました。
一方で、別のとき。
「この陳列方法を変えたら在庫ロスが〇%減りました」と、
その週の本部会議で取り上げられ、なんと“推奨事例”
私はそこで気づきました。
「声が届くかどうかは、内容じゃなくて“届け方”次第なんだ」
店長が“本部に声を届ける”ための3つの工夫
1. 数字とお客様の声を添える
「お客様がこう言っていた」
「POPを変えた翌週の売上が20%伸びた」
→ 感覚や思いだけでなく、事実ベースの情報を添えると、
2. 「味方」をつくってから出す
自分一人で突っ込むより、
また、店舗SVやエリアマネージャーを“ワンクッション”
私の場合は、他の店長と連携して「複数店舗で実施した結果」
推奨事例として全店に展開されたことで、
「あのときの提案が、誰かの役に立った」と思えた瞬間でした
3. 言葉とタイミングを整える
「これをやらせてほしい」ではなく、
「この成果が出たので、〇〇の課題解決に役立つかもしれません」
というように、提案の“目的”
「伝える力」は、店長にこそ必要なスキル
店長という立場は、本部と現場の“橋渡し役”でもあります。
自分たちの声が届かないと感じると、
でも、声が届いたとき
それは、ただの「業務報告」ではなく、
“会社を変える一歩”になることがあります。
最後に…
店長の声は、現場でしか見えない「リアルな価値」
だからこそ、
伝え方に工夫を加えることは、
あきらめず、届けてみましょう。
あなたの声は、思っている以上に価値があるんです。