こんばんわ!森友です。
皆さんは面談の際にどんなフィードバックを行っていますか?
世の中の多くの管理職の方々がフィードバックに苦手意識がある人が多いようです。自分の言いたいことを言えばいいのか、それともコーチングらしく聞く方がいいのか・・
聞くと話すの割合は8対2で話を聞く、なんていいますが。実際のところ、どんなフィードバックをしたらいいのでしょうか?
今回はフィードバックをする際に最も効果的な指導方法について解説します。
サンドイッチフィードバックとは魔法のフィードバック手法
サンドイッチフィードバックとは何か?
サンドイッチ・フィードバックは想像のとおりかも知れませんが、間に指摘事項を挟むことです。
step
1良かったことを褒める
step
2これがあれば、もっと良くなること(改善点)を端的に伝える
step
3良かったこと(改めて褒める)
この3ステップです。
ポイントは、褒めることから指摘事項をサンドすることです。
そして指摘事項といっても、基本的には自分のためにさらに良くするためにこうしたらいいと思うよ!というアドバイスに捉えてくれやすくなります。
どうでしょうか?
見ていて、本田さんの心にすっと入ったのに気付きますか?
サンドイッチフィードバックとは心のガードを外して褒め言葉で蓋をする手法なんです。
最初の褒めでガードが下がり、聞く耳を持ちます。
そして改善ポイントを流し込みます。
最後に褒めで蓋をします。
この3段構えでフィードバックされたら誰でもガードが甘くなり、改善したいという思いに変わります。
サンドイッチフィードバックの応用
このサンドイッチフィードバックが使えるようになると誰かに指摘をすることへの抵抗感は無くなります。
相手は無意識的にガードが下がるので、心にすっと改善点を入れられます。
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プレゼンの総評を伝える時(会社)
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部下が提案をしてきた時(上司部下の関係)
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頑張っている学生へ指摘事項を伝えたい時(先生・講師)
あげればいくらでも出てきそうです。
ゆとり教育の中で育った新社会人は、漠然とした承認欲求が強いといわれています。
それは今まで先生や親から、”なんとなく褒められてきた”からだそうです。
具体的ではない褒め文化で育った子供は褒められることには慣れていますが指摘には慣れていません。
ですから、いきなり指摘を貰うことには強く抵抗しやすいはずです。
そんなゆとり世代の若者にも効果的なのが、サンドイッチフィードバックという訳です。
褒めなんて言わないで改善をさせたい場合はどうすればいいか?
今の私はストレートに伝えることはしません。
昔、たくさんストレートに伝えてきましたので思うことですが、人は否定をされると意固地になります。
この意固地になった人へ改善点を促してもガードが高すぎて改善に至らない経験を多くしています。
人は誰でも真っ向から否定する人は嫌いです。
先生が小学生の生徒に「先生!それ違うと思います!」と元気に言われても「なんだとぉ!!」と怒るでしょう。
純粋な目で言われようが、腐った目だろうが変わりません。
いったん相手の主張を飲み込むのも大変ですのでストレートに否定はしない方が賢明です。
これは作業命令のことではありません。
やらなけれならない作業命令(タスク)のことであれば、どんどん指示は行います。
「それは違う」と否定語を言うこともあるでしょう。
ではなくて、サンドイッチフィードバックは評価面談やプレゼン後などフィードバックが必要な際に行うと良い手法です。
まとめ
評価面談などで指摘事項を芸術的に相手に納得させる手法が、サンドイッチフィードバックです。
ご理解頂けたでしょうか?
1人でも部下が居れば上司です。
上司(店長)は言いたいことを伝えるだけでは務まりません。
部下にいかに納得感を与えられるか?がカギになります。
そして、どうせであれば指摘を促し改善させた上に感謝される手法があるのであれば、店長(上司)は喉から手が出るほど欲しいスキルではないかと思います。
サンドイッチフィードバックがスラスラ出来る店長に会ったことはありません。
今日も最後まで見て頂きありがとうございます(^o^)丿
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