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モダンとシンプルの違いとは?インテリア初心者にもわかるリビングスタイル解説

投稿日:2025年5月5日 更新日:

 

モダンとシンプルの違いとは?インテリア初心者にもわかるリビングスタイル解説

こんにちは!森友ゆうきです。

今回は、毛色を変えてインテリアについての「コラム」として気軽に見てください。

「シンプルな部屋にしたい」「モダンでおしゃれな空間に憧れる」
そう思ってインテリアを整えようとしても、意外と違いがわからないまま進めていませんか?

この記事では、よく混同されがちな「モダンスタイル」と「シンプルスタイル」の違いを、リビング空間を例にわかりやすく解説します。

  • モダンって、いつからあるスタイル?
  • シンプルとモダンの決定的な違いとは?
  • “今どき”の空間にしたいなら、どう選ぶ?

画像と比較表を使って、初心者の方にも一目でわかるようにまとめました。
自宅のリビングを整えるときのヒントに、ぜひご活用ください。

このような記事を書くと、私の所属している会社がバレそうですが、惜しげもなく説明しようと思います!

この内容は自己育成の賜物ですので、社内情報は一切関係ないことをお伝えします。


モダンスタイルの原点は“近代建築”にあり

「モダン=現代的」と思われがちですが、インテリアにおけるモダンスタイルの始まりは、1920年代の近代建築運動です。

代表的なのが、建築家ル・コルビュジエの《シェーズロングLC4》。無駄を省き、構造美と機能を重視するデザイン思想が今も受け継がれています。

  • 直線や幾何学的なフォルム
  • 金属やガラスなどの硬質素材
  • 黒・白・グレーを基調にした色使い

▲直線と素材感を活かしたクラシック・モダンな空間


モダンにも“古い”と“新しい”がある

一言で「モダン」と言っても、1970年代のモダンと2020年代のモダンでは印象がまったく異なります。

当時の黒光りする応接セットや直線的すぎる家具は、今見ると少し“ふるくさく”見えることも。
つまり、モダンを取り入れるなら「どの時代のモダンか?」を意識する必要があります。

現代モダンなリビング

▲素材や色に変化を加えた“今の感覚”に合ったモダン


ネオ・モダン|冷たさを抑えた“今どきのモダン”

最近は「ネオ・モダン」や「ソフト・モダン」と呼ばれる、より暮らしに寄り添ったスタイルが主流になっています。

特徴は以下の通り:

  • グレーやベージュを基調にしたニュートラルな配色
  • 木の温もりを加えることで冷たさを軽減
  • 曲線的な家具や間接照明で柔らかさを演出

ネオモダンなリビング

▲無機質さと温かさを両立した、現代的な“モダン”のかたち


シンプルスタイルとの違いをはっきり言えますか?

ここで、多くの人が混同しやすい「シンプルスタイル」と「モダンスタイル」の違いを比較してみましょう。

観点モダンスタイルシンプルスタイル
起源近代建築運動(コルビュジエ、バウハウス)北欧・日本の“余白”文化、ミニマリズム
特徴構造や素材を“見せる”デザイン目立たず、静けさと調和を演出
素材金属、ガラス、レザーなど硬質素材木、布、植物など自然素材
印象洗練・都会的・かっこいい落ち着く・やさしい・自然体
黒革ソファ+ガラステーブル白壁+木製家具+観葉植物

シンプルモダンな白いリビング

▲白と光を活かした“気配を消す”シンプル空間

木の温もりあるシンプルスタイル

▲木と布で生活に馴染む、自然体なスタイルの典型


まとめ|どんな空間に“したいか”が答えをくれる

「モダンにしたい」と思ったとき、まず問うべきは“今のモダンか?”です。
そしてその先には、「誰のための空間か?」という問いがあります。

シンプルとモダンは、どちらが優れているという話ではなく、
空間に求める“印象”や“役割”に応じて選ぶべきものです。

- かっこよく、洗練された雰囲気にしたいなら「モダン」
- 落ち着いて、自然体に暮らしたいなら「シンプル」

今日は、よく混同されがちな「モダンスタイル」と「シンプルスタイル」の違いを、リビング空間を例にわかりやすく解説しました。

ぜひ、あなたの“暮らしの目的”に合ったスタイルを選んでみてください。

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