こんばんわ!森友ゆうきです。
スタンフォード大学ビジネススクールの75人の評価会メンバーが「リーダーが開発すべき最も重要な能力は?」と聞かれ、ほぼ全員が同じ答えを出しました~グロービス・マインドフルネス講座より引用~
それが「自己認識力(セルフアウェアネス)」です。
リーダーシップは、人をけん引する能力を指し、どんな逆境が来ても負けない精神を持つようなイメージが強いかもしれません。
私は現在、小売業に勤めており、社内の店長やマネジャーを育成させて頂いています。
そのためリーダーシップは専門分野の1つです。
店舗の店長にリーダーシップがあるか、ないかは運営するにあたりとても重要な要素となります。
店長やマネジャーにリーダーシップがない場合は残念ながら、部下はついて来ませんし苦労しやすい傾向にあります。
ですからリーダー自身のリーダーシップを育てることこそが、チームの明暗を分けるほどの重要な要素になってきます。
そこで大事なのが自分を知るという「自己認識力」です。
リーダーシップの土台となるべき自己認識力!
自己認識力とリーダーシップには、どんな関係があるのでしょうか?
最後は人気の高まってきたマインドフルネスにも触れていきます。
これからのリーダーが開発すべき最も重要な能力|自己認識力
皆さんは、自分自身についてどのくらい把握していますか?
怒りやすいとか、やさしい性格だとか・・
自分を知ってるといっても、大雑把な部分しか把握してないのが殆どなのかも知れません。
「自己認識力を高める」とは、大雑把な項目をより深く把握することで解像度を上げるようなイメージです。
自己認識力を高める「ジャーナリング」
ジャーナリングとは、自己啓発本によく出てくる対策の「紙に書き出す」と同じになりますが、カッコイイのでこちらの呼び方のほうが気に入っています(笑)
世の成功者たちの多くが、このジャーナリングをしているといわれます。
メモを取るのも同じ部類で、思いついたことを書き出すという行為によって頭の中が整理されていきます。
これを自己認識力を高めるためのワークとして使うのです。
たった3分で出来るジャーナリングの方法
詳細に私がやっている方法を記載します。
- 紙とペンを用意する
- 質問を見つけ、3分間書き続ける
- 書くのを止めない
- 止まりそうになったら「書くことない」と書き続ける
- 3分後に眺めてみる
やってみるとわかりますが、かなり脳が疲労します。
ポイントは、3番「書くのを止めない」ということです。
自分は何に価値観を置いて、認識がどうなっているのか、何が好きで何が嫌いなのかよくわかります。
ジャーナリング質問例
幾つも書けるだけジャーナリングをしますので、視野が広がる質問が良いです。
- 私が最もポジティブになる時は・・・
- 私が最もネガティブになる時は・・・
- 私が最もエネルギーが高まる時は・・・
- 私が最も楽しくなる時は・・・
- 私が思う私の好きなところは・・・
自己認識力を高めることの効果とは?
自己認識力を高めるとリーダーシップが醸成されることについて先ほど述べましたが、少し深堀りしていきます。
なぜ自分を知るとリーダーシップが高まるのか?
それは判断力に関係しています。
イライラしやすい人は、イライラしているときに正しい判断が出来なくなるように、自己認識力が低いと大事な場面で判断が鈍るうえに勢いで判断して後から後悔することも多いかもしれません。
やさし過ぎる人も、何が本当のやさしさか理解せず、厳しいことを言わないことでチームに甘えが生じることもあります。
リーダーになったり、会社でどんどん上にいくと誰も自分に指摘をしてくれなくなっていきます。
自分を知ることを怠ることの弊害は思っている以上に大きく、経営者であれば尚更、経営に打撃を与えかねない事態へと悪化する可能性も高まります。
自己認識力をどこまで高めることが出来るのか?
人生の目標は何なのか?
自分は何のために生きているのか?
自分自身を内省し、振り返る時間を持つことで価値観も知ることができます。
どんなときにもブレずに正しい判断をするためには、自分自身が譲れない価値観をしっかりと把握することが大切です。
自分自身が最もポジティブになり、最もエネルギーが高まる事柄を知ることが全てのベースにあります。
マインドフルネス瞑想も効果的
マインドフルネスとは、Google、Facebook、Intel、P&Gなどの世界企業で取り入れている瞑想法です。
実は、私は「マインドフルネス・スペシャリスト」という資格も持っています。
短時間で頭もスッキリしますし、自己認識力を高める効果も高く、おススメです。
【簡易版】マインドフルネスの方法
- 呼吸に注意を向ける
- 注意が逸れて、雑念が湧く
- 注意が逸れたことに気付く
- 雑念を手放す
椅子に座るか、胡坐をかいて背筋を伸ばして座ります。
呼吸に意識を向けるだけなのですが、これがなかなか出来ません。
雑念が浮かぶのです。
人は8秒しか集中できないといいます・・
「え!そんなに短くないでしょう・・」と思われるかもしれませんが、やってみるとわかります。
雑念のオンパレードです(汗)
関連記事①⇒マインドフルネス|店長のストレスを軽減させる方法
関連記事②⇒現代人がマインドワンダリングになる理由とは?
まとめ
自己認識力の低いリーダーで成功している人を誰か思い当たりますでしょうか?
短期的には居たとしても3年と持たないはずです(長期的な成功者が居たら知りたいくらいです)
ですから、私たちは常に筋トレをするように自己認識力を高めていく必要があります。
ジャーナリングは直ぐに効果を実感できるので、まず1度やってみてください。
マインドフルネスは数日やったことあるくらいでは効果は出ませんし、少なくとも3カ月はやらないと何も感じないと思います。
時間がかかるのですが、とても効果的な手法です。
自分を知り、他者を知るからこそ人の気持ちがわかる強いリーダーになります。
書いている私も成功者になりたいので、自己認識力を高めていきます!
今日も最後までみて頂きありがとうございます(^o^)丿