店舗運営テクニック

【新型コロナ】店舗レジスタッフを「飛沫感染」から守れ!

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こんばんわ!森友ゆうきです。

新型コロナウイルス拡大の一途が止まりません。

東京都小池都知事の外出自粛要請から、先週末は首都圏の百貨店や複合商業施設は軒並み休館となりましたが、スーパーマーケットを中心に多くの小売業各社が営業をしています。

新型コロナウイルスは一度付着すると1日~14日(一般的には5日)はアルコールなどの洗浄をしない限り消えません。

我々小売業では、セルフサービスである店舗もレジスタッフだけは、対面販売になります。

お客さんがマスクをしてても、咳を手で押さえれば手に付着しますしマスクの穴もウイルスの微粒子が通してしまうため、常に感染リスクがあります。

今日3月30日(月)から1か月が感染拡大を防止する重要局面です。まさに瀬戸際!

中国・アメリカ・イタリアのようにオーバーシュート(感染爆発)をさせないため、以下3つの対策を即実施すべきです。

【新型コロナ対策】店舗レジスタッフを「飛沫感染」から守れ!

  • レジにアクリル板を設置する
  • サンバイザーを売場スタッフに義務化する
  • ビニール手袋を使用し、毎回の消毒を行う

レジにアクリル板を設置する

既にアメリカの大手スーパーマーケットでは、レジにアクリル板を設置して感染させない対策を取っていますが、日本では現状見かけません。

全米で2700店舗あるクロガー(食品)、2200店舗のアルバートソン(食品)、Amazonが買収したホールフーズ(食品)も全店でアクリル板を使用しています。

日本の店舗もスーパーマーケットから早急にアクリル板を設置すべきです。

この辺りの対策の遅さは、致命傷になります。

新型コロナウイルスに感染する2つの要因

もし、1名でもレジスタッフが新型コロナに感染した場合、続々と購入されるお客様全てに何らかの形で感染が拡散される可能性を秘めています。

以下は、新型コロナ対策として厚生労働省が出しているホームページから引用しています。

Q新型コロナウイルス感染症にはどのように感染しますか?

現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。

(1)飛沫感染 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき

(2)接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。

未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど

高頻度で飛沫感染と接触感染の両方の危険があるのが、レジスタッフです。

一回一回のレジ取引でアルコール消毒するのは困難であり、現状でされているところはないでしょう。

手指も、アルコールをし過ぎると荒れてひび割れが起き、余計に感染するリスクは高まります。

そのため、アクリル板は有効だとアメリカ企業が早期判断したのです。

日本企業はアメリカのように2000店舗以上もあるところは、ほぼ無いのですからトップ判断で即時対策すべきです。

アクリル板で対策を始めた日本企業

スーパーマーケット以外もアクリル板で対策を取る企業や市役所があります。

大阪の「元祖ぶっち切り寿司・魚心梅田店」では、3月13日から仕切り板20枚を導入しています。

このように今後、特にお客とお客の間隔が狭い飲食店なども必須になるでしょう。

千葉の市川市役所も、窓口にアクリル板を使用して飛沫感染を防止しています。

元々、アクリル板を扱っている会社でなくとも緊急措置として需要が高まっていきますので製造を開始されることを願います。

ネジで固定するのではなく、画像のように自立型にすればいいのです。

新型コロナウイルスは長期戦の様相になってきました。治療も薬を飲めば完治するわけではありません。一度設置すれば、2年間は外さないでしょう。

サンバイザーを全売場スタッフに義務化する

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私も本日、Amazonで「サンバイザー」を購入しました(残り少ないため、これを見ている時には無い可能性がありますのでご了承ください)

これは、レジだけの対策ではありません。

制作技術としては難しくないと思いますので、日本中の売場スタッフが装着するよう会社は即時行動して欲しいです。

町工場の皆さん、ぜひ制作をお願いします!

そしてスーパーマーケットが根本対策をしていなければ、こちら側が対策して買い物に行くしかありませんから需要は今後確実に高まります。

ビニール手袋を使用し、毎回消毒を行う

ビニール手袋があれば、毎回のレジ打ちの際にアルコール除菌をしても手が荒れません。

感染拡大を防止するためには、これぐらい対策すべきです。

アルコールも希釈液の作り方がネットにありますので、お店で大量に作り出せます。

ですが、手が荒れるためレジさんは毎回など付けたがらないのが現実です。

ビニール手袋もマスクのように品薄になれば一大事ですが、3月30日段階でAmazonでまだ在庫あります。

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自宅に無い方は準備されると良いでしょう。いずれ無くなります・・

これからは、どこに行くにもマスクとビニール手袋、サンバイザーは必須になるでしょうね・・

まとめ

最後は、レジ対策から離れましたが企業が行う準備は、まだまだこれからの状況です。

  • レジにアクリル板を設置する
  • サンバイザーを全売場スタッフに義務化する
  • ビニール手袋を使用し、毎回の消毒を行う

特に、アクリル板は2年は外せない対策になるはずです。

瀬戸際、瀬戸際・・と長期間言い続けると、現場では脇が甘くなるので根本対策が必要なのです。

新型コロナウイルスが日本各地で武漢、ニューヨーク、ロンドンのようにならないことを願います。

今日も最後までみて頂きありがとうございます。力を合わせて、この局面を乗り越えましょう!

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