店舗の安全管理

店長!店舗の巨大地震対策は万全ですか?

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店舗の巨大地震対策

 

本日、2019年6月18日(火)22時に山形県沖で震度6強の地震がありました。

 

もう、いつなんどき巨大地震が来るかわからない状況です。

 

店長は、お店の安全を確認し本部へ状況をする義務がありますし、勤務中・休日関係なく従業員全員の安否を確認する義務があります。

 

今回は、店舗の危機管理に役立つ情報を経験を交えてお伝えします。

森友プロフィール

 

実は・・東日本震災、熊本震災を経験しました。

 

 

私は2年前まで、店長やエリアマネージャーをしていました。その時、現地で東日本大震災と、熊本震災を経験しています。

 

東日本震災の際は、宇都宮の店舗で店長をしていました(最大震度7弱)

 

その日は営業中(14時43分)でしたので、店内にもお客様が30人近くはいらしたと思います。震度7を超えると倒壊の危機があります。尋常じゃない揺れに全てが無くなる程の悪い想像をしました。

 

熊本震災の際は、九州地方のエリアマネージャーであったため、熊本震災の災害応援で熊本に入った日の夜に熊本城近くのホテルで地震に遭いました。

画像引用元

警察の指示で避難したため、翌日お店に行きましたが店内はぐちゃぐちゃになり、天井が落ちてスプリンクラーが回り、本当に酷い状況を目の当たりにしています。宇都宮で経験したのと同じような状況です。

 

店長代理
サスケ【店長代理】
森友さんて、本当に多くの経験をしてますね・・
森友ゆうき
森友
どちらの地震も、店内での怪我人が誰も出なかったのがせめてもの救いです。

 

東日本地震を経験して意識したこと

パソコン内に従業員情報が入っていても意味がない!

東日本震災の際に準備されていたので、問題にはなっていないのですが、パソコンに従業員の個人データを入れても停電していれば取り出せない。

これは、当たり前のようですが意外と出来てないのが現実です。我々には顧客を守る義務、従業員を守る義務があります。

その従業員の個人情報を紙で保管することにはリスクがあるのですが、従業員の安否を確認できない状態です。

いざ!という時に連絡先や住所がわからないとならないよう、名簿は別保管が良いでしょう。

 

天井の防炎垂れ壁は地震では凶器になる!

店内で地震に遭遇し、一番恐怖を覚えたのは「防炎垂れ壁」です。天井から50cmありガラスで出来ています。建築基準法で設置の義務があるのですが、これが巨大地震だと割れて落ちてきます。。

私のいる会社はアクリル樹脂製に変わりましたが、今でもガラス製のお店は多く世の中にありますので、安全なものに交換すべきです。

天井付けのエアコン下は特に危険!

防炎垂れ幕に続いて、落ちてきたのがこのタイプのエアコンが付いている数メートルの天井です。

これは100キロ近くありますので、震度7クラスで揺らされたらよっぽど頑丈でない限り、天井ごとそのまま落下します。

テーブル下に隠れたり、逃げる時には特に注意ください。

 

巨大地震後には本部の指示なく、入店してはならない!

深夜に地震があった際など、お店の中に入って確認したくなるでしょうが、さらなる巨大地震が来る可能性は高い状態です。

熊本震災のように2度目が本震だったなんてこともあります。

エリアマネージャーも間違っても「確認してきて!」と軽はずみに言わないことです。地震後に入るなら本部の指示として、警備員同伴2名以上での入店とするなど万全にしてから入店させましょう。

意識の高い店長は、何も指示をしないと無理して入店してしまうため、日ごろからのコミュニケーションが必要です。

 

まず宿泊場所を確保せよ!

熊本震災の際での体験ですが、熊本県じゅうのホテルは全て埋まりました。

これは災害対策で国や各企業が押さえるからです。

私たちは、福岡県の久留米市や大牟田市まで範囲を伸ばして宿泊して対応に当たっていました。高速道路が通行止めになったり、迂回をしなければならなかったり、片道3時間かかっていました。往復6時間です。

この時間を作業に充てることが出来ていたら・・と何度思ったことか。まず、宿泊場所の確保を!です。

 

安否確認は100%全員登録!

該当の従業員が何千人いようが、全員の安否を確認するまで進めます。

今は、システムが整っていますので会社が契約した安否確認サービスに入社と同時に全員加入させて100%の管理を行いましょう。

誰か1人でも返信されてないのであれば本部は捜索にあらゆる手段を使うべきです(だいたいは返信漏れや重要性の理解が浸透してないことばかりですが、万が一があります)

 

転倒防止対策は異常なほど完全に!

店舗の安全管理

この異常なほどというのは、全ての意味です。

「え?・・ここまでやるの?」と思うほど、あらゆるものを固定します。

小売業であれば、什器固定は当然として展示品まで固定です。展示品は商品の裏側に穴をドリルで空けて固定しますので、再販の時にキズものになります。それでも固定!です。

また、東日本震災の際の教訓として、更衣室ロッカーの固定は絶対です。置いているだけでは100%倒れます。更衣室のロッカーが倒れると、ドアが開閉しなくなったり、荷物が取り出せなくなりますので。

自動販売機や1メートルの大きな金庫が倒れるくらいの破壊力です。

店長は、震度6強以上は想定し、万全の備えをしましょう。

 

まとめ

今回は、昨日発生した山形沖地震があったことをキッカケに書きました。

 

被害に遭われた方には、国の支援を受けながら一刻も早い復旧をお祈りしております。

 

そして、いくら準備してもし過ぎることがないのが店舗の災害準備です。

 

私の在籍している会社でも南海トラフを意識して準備を続けていますが、去年の北海道、大阪、昨日の山形沖のように想定外の場所で地震が起きています。

 

東海地区では小さな地震も少なく、エネルギーが非常に溜まっている感じもしますので、会社として店長として、万全の準備で臨みましょう。

 

 




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